初対面の人に「また会いたい」と思わせるヒント5つ

ANA(全日空)のCA(客室乗務員)を25年間にわたり務めてきた里岡美津奈さん。その間には、天皇皇后両陛下や各国首相・国賓の特別機をアテンドした経験も。

そんな彼女が、心に響いたひと言を紹介しながら、超一流のコミュニケーション力を身につける秘訣をまとめた書籍が『伝説のCAの心に響いた 超一流のさりげないひと言』だ。

今回は、そのなかから初対面の人に「また会いたい」と思わせるポイントを紹介する。
初対面の人が苦手、なかなか次につながらない、と悩んでいる人にこそ読んでほしい。

01.
二番目にいい服を着る

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初対面は、相手がどんな人かを知る場であり、同時に自分がどんな人かを知ってもらう場です。そこで自分が一番格好よく、もしくは一番きれいに見える服を着ていくと、気負いが相手に伝わりたじろがせてしまうことがあります。

ですから、初対面の人と会うときは、自分が二番目に気に入っている装いにしてください。それに合わせて、コミュニケーションのモードも「弱」から入り、自分は話しすぎないように。

自分をよく見せたい気持ちをグッと抑える。それが相手へのおもてなしの心であり、さりげなさを生むのです。

02.
自分を出しすぎない

コミュニケーションで大事なのは、最初の瞬間に「相手によく思われる」ことではなく、「いい関係が築けそうだ」と思ってもらえる信頼感を得ること。

私はよく「第一印象はやり直せない」と言っていますが、最初の印象が急速に失墜したところから巻き返しを図るのは、とてもたいへんです。
だからこそ、最高の自分を見せるのではなく、ちょっと抑えて入る。その分、相手を観察して、この相手とどうやっていくとうまく合うかを考えてください。

最初からアクセル全開、フルスロットルで自分を押し出すのは禁物です。

03.
アプローチは引き算を意識する

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シャネルは、「ファッションの上級者は、引き算が決め手だ」と言いました。
コミュニケーションも同じで、どんどん足して、盛って、やりすぎの方向にいくのではなく、引き算してアプローチすることが大切です。そのためには、本当に大切なのは何か、価値あるものは何かを考えて、余計なところはどこかを見極めなければなりません。

この「引き算のアプローチ」で引いていくものは、大きく分けてふたつ。

■過剰さ、やりすぎを引く
■自意識、自分へのこだわりを引く

この削ぎ落としによって、コミュニケーションはシンプルになり、洗練されるのです。

04.
その場の会話を楽しむ

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「コミュニケーションに自信がない」という人がいますが、本来、人と交流するところに自分の自信などいらないのです。
自信がなくても、触れ合える機会を持てたことに感謝して、その人と会話をして過ごす時間を楽しもう、満喫しようと思えばいいのです。
そういう時間の過ごし方ができると、たとえそれが仕事のうえでの出会いであっても、楽しめると思います。

自分をどう印象づけるか、自信があるのかないのかなど関係ありません。共に過ごした時間が楽しければ、別れ際に自然と「今日は楽しい時間をありがとうございます」という言葉が出てくるはずです。

05.
余韻のあるお辞儀をする

「終わりよければすべてよし」ということわざがありますが、途中で沈黙があっても、話が面白くなくても、意見が割れても、結局、最後が気持ちよく締めくくれるといい印象があります。

なにより大切なのが余韻のあるお辞儀。姿勢を正して相手の目を見て、息を吸いながら腰から上体を倒します。倒しきったら息を吐き、再び息を吸いながら上体を起こす。このときに倒すときよりもゆっくり上げるのがポイント。そして、また相手の目をしっかりと見ます。
これだけでエレガントで心がこもったお辞儀に見えるので、ぜひ挑戦してみてください。

インパクト狙いではなく、あと味が残るコミュニケーション術が、相手の心に心地よさを残し、「もう一度会いたい」とか「もっとつながりたい」と思わせるのです。

伝説のCAの心に響いた 超一流のさりげないひと言
コンテンツ提供元:里岡美津奈

里岡 美津奈/Mitsuna Satooka

人材育成コンサルタント。1986年全日本空輸株式会社(ANA)に入社。25年の在職中、国内線、国際線のチーフパーサーとして乗務。そのうち15年間はVIP特別機搭乗を務め、皇室、各国元首脳の接遇で高い評価を得る。2010年に退職。現在は人材育成コンサルタントとして、一般企業や病院でコミュニケーションスキルアップの指導にあたっている。また個人のクライアント向けに“パーソナルクオリティーコンサルタント”として人材育成を行っている。米国法人旅行コンサルタント会社“Japan Quest Journys”の取締役としても活躍中。

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