「二酸化炭素」を回収して「燃料」に!夢のリサイクルシステムが2017年に登場する

カナダの企業「Carbon Engineering」が開発したのは、空気をフィルタリングすることで二酸化炭素濃度を削減することができる新しいシステムだ。加えて、純度の高い炭素を抽出し、水素とかけあわせることで「炭化水素」をつくることができる。

炭化水素とは、石油や天然ガスなどの化石燃料の主な成分。つまり、このシステムが機能すれば、大量の二酸化炭素をリサイクルし、燃料として利用できるようになる。

85singo_スクリーンショット 2015-07-31 17.38.23

植林よりも効果的な
二酸化炭素の削減が可能

この巨大な壁のような機材によって削減できる二酸化炭素量は、サッカー場ひとつ分のエリア(およそ1エーカー)に植林を行った場合よりも多くなる。なにより植林を行うには最適な環境が必要だが、どこに設置しても効果を発揮するという面でも優れている。

実はこれまでも二酸化炭素を処理する方法は研究されてきた。空気中の二酸化炭素を地下へと送り、固定化させるCCS(Carbon Capture and Storage)と呼ばれる装置がそれだ。ただし、二酸化炭素を送り込まれた土地に、どんな影響があるのかはまだわかっておらず、反対する人々も多い。

85singo_スクリーンショット 2015-07-31 17.33.43

その点、このフィルタリングシステムでは、どこかに固定化するのではなく、二酸化炭素をリサイクルして低炭素燃料を生み出すことができる。低炭素燃料は、温室効果ガスを半減させることができる代替燃料のことだ。

85singo_スクリーンショット 2015-07-31 17.39.39

同社は、2013年からプロトタイプによる実験を行っており、2017年までにシステムを商品化する予定で計画を進めている。

空気中の二酸化炭素濃度を削減、燃料を生み出し、さらに温室効果ガス排出量を減らすことができる画期的なシステムに期待大だ。

Licensed material used with permission by Carbon Engineering

「本日は〇〇航空をご利用いただき、誠にありがとうございます。当機は羽田発ホノルル行きです。なお、フライトには廃材を再利用したバイオ燃料を使用しております。...
2030年の火星移住プロジェクトにむけ、NASAが「火星での植物栽培」を本格的に考えている、というニュースは何度か見かけたことがあるかもしれません。地球以...
地球の気候変動の原因は人間由来である。というのは国連の専門家の主張としても知られていますが、中には懐疑論も存在し、温暖化現象は自然のものであるという意見や...
食べ残しなどから堆肥をつくれる「コンポストボックス」の進化版が開発されました。生ゴミや動物の糞から出る「バイオガス」を抽出し、キッチンのガスコンロで利用で...
燃料は水だけ!?ブラジル人発明家の男性がつくりだしたバイクは、ガソリンを使わずに走れて、たった1リットルの水で500kmもの距離を走行することができるとい...
バングラデシュは、妊産婦の死亡率が高い国のひとつ。2015年ユニセフの発表によると、日本の妊産婦死亡率が13,400人に1人なのに対し、バングラディッシュ...
紀元前から使われている、歴史ある素材「紙」。身の回りにも当たり前のようにあふれていますが、基本的に木の繊維からできているため、大量消費は環境破壊につながる...
ダイエットをしたとき、燃やした脂肪はどこに行っているのだろう?実は、呼吸で一緒に吐き出されているのだ!これまで、脂肪は熱とエネルギーになって消えてしまうと...
塩と水の化学反応で発電し、デバイスの充電ができる!と話題なのが、モバイルチャージャー「JAQ」。残念ながら、自分で塩水を注いで無限に充電できるというわけで...
イギリス北西部、チェシャー州に位置するアシュトン・ヘイズ。この街は、住民たちの協力のもとで「Co2削減」の試みがおこなわれ、なんと10年で約40%もの削減...
夏の楽しい思い出とともに付いて回るのが「蚊」の存在です。キャンプに行ってもフェスに行っても、なんだか知らないけど、自分ばかり刺される……。そんな人はいませ...
会期を1日延長して、どうにか採択を迎えたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締結国会議)。アメリカ、中国、インドなどを含めた196カ国が温室効果ガス削...
「なんで私だけこんなに刺されるの?他の皆は全然刺されてないのに!」と思っている人、多いかも。「Mental Floss」の記事によると、実際に約20%の人...
ワインを飲んだ後、頭が痛くなったことはありませんか?アルコールを摂りすぎたことも原因ですが、ワインに含まれる酸化防止剤が原因とも言われます。酸化防止剤とは...
スタンフォード大学と北京大学の研究者により、「ミルワーム」にプラスチックを生分解する能力があることが確認されました。釣りのエサなどで使われることもあります...
アメリカ人男性3人によるスタートアップ企業Bureo社が、ユニークな手法で環境問題にアプローチしています。もっとも、ここでいう環境問題とは「海洋汚染」。美...
なぜ蚊が寄ってくるんだろうという疑問への答えを「New York Magazine」の動画が紹介しています。外で遊ぶ機会も増えることだし。なんだかいつも自...
Doctors Me(ドクターズミー)医師、その他専門家「Doctors Me」は、医師、歯科医、栄養士、カウンセラー、薬剤師、獣医などに直接相談できる、...
2015年9月16日。スウェーデン政府は翌年の再利用可能エネルギー開発費に、45億クローネ(およそ650億円)の投資を予定していると発表しました。最終的に...
2016年2月19日「AFP」は、NASAによる火星環境を想定したジャガイモの栽培実験の結果が翌月明らかになる、ことを報じました。ペルーの首都リマにあるイ...