あまり知られていない。スーパーで売られている「こわい食品事情」

普段、私たちが何気なく口にしている食品や飲料。実際、どんな原料が使われていてるのか、不透明な部分もあります。ここでは、渡辺雄二さんの著書『今いちばん知りたい食べ物の話』より、4つの食品&飲料を例に挙げ、その裏側をご紹介します。

01.
チキンナゲットは
クズ鶏肉の再生品

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「チキン」と名がついていても、100%鶏肉を使用しているなんて大間違い。その中身の大半は、鶏肉の中でも手羽先のような商品価値の低い部分です。これらを、一旦ペースト状にすりつぶして、胸肉やもも肉などと混合。カゼイン、加工デンプンなどで接着し、プレス成型したものに衣をつけて揚げたのが、チキンナゲットです。
他にも鶏肉ミンチをカニかまぼこの製法に近い形で急冷、人工的に繊維組織を作る場合があります。これをほぐすと、粗い繊維が一方向に走っているので、すぐにわかります。チキンナゲットというのは、いってみればクズ鶏肉の再生品なのです。

02.
ハム、ウィンナー、ベーコンに
使われている

コワ〜イ添加物って?

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軽食やお弁当のおかずに、大活躍のハム、ベーコン、ウィンナー。実は、コワイ添加物が使われている加工食品でもあります。

原材料名の欄には、いずれも「亜硝酸Na」「酸化防止剤(ビタミンC)」の表記があります。まず発色剤の「亜酸化Na」ですが、豚肉の赤い色素が、酸化して黒っぽく変色するのを避け、おいしそうなピンク色に保つために添加するもの。しかし、毒性の強いものなので添加すること自体に問題があると考えます。

次に「酸化防止剤(ビタミンC)」について。これは、肉が酸化して変質するのを防ぐためのものですが、それは表向きの理由です。本当の目的は、発がん性のあるニトロソアミン類の発生を抑制するため。なぜなら、「亜硝酸Na」は、食肉や魚肉に含まれるアミンという物質と反応して、発がん性のあるニトロソアミン類に変化する恐れがあるからなのです。

 03.
鮮やかな発色が
かえって不気味な漬け物

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紅しょうがや福神漬けの赤色、たくあんの鮮やかな黄色を不気味だと感じたことはありませんか?人間には、自己防御本能が備わっているので、体に害のあるものを不快に感じて、食べないようにする性向があります。
これらの漬け物類には、タール色素が使われています。この色素の特徴は、ずっと分解されず、色落ちもしないこと。自然界にはまったく存在しない化学物質であるため、微生物や紫外線などによって、分解されることがありません。一度、体内に入ると異物として体内をグルグル駆け巡ります。しかも発がん性や催奇形性の疑いもあるのです。他にも、保存料のソルビンKなどが、気になる添加物。保存料は微量でも細菌やカビが増えるのを防ぐもので、その影響が人間の食道や胃腸の細胞に及ぶことが心配されます。

04.
“本醸造”というラベルのついた
安い日本酒には要注意!

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本来、日本酒は米と米麹から造られるもので、純米と表示されます。ですが、純米酒の製造には時間とコストがかかるのです。そこで、コストを抑えるためにデンプン等からできた醸造アルコールが混ぜられたニセモノ、いわば水増ししている日本酒もどきが市場に多く出回っています。中には、糖類や酸味料が入ったものもあります。醸造アルコールを加えれば加えるほど、低コストで日本酒を造ることができるというわけですが、その結果、消毒用アルコールのようなツンと鼻につくにおいがするのです。
しかも、こうした日本酒は“本醸造”という、いかにもクオリティが高そうな名前が付いているため、消費者は本格的な醸造酒だと勘違いしかねません。

今いちばん知りたい食べ物の話
コンテンツ提供元:サンマーク出版

渡辺雄二

科学ジャーナリスト執筆や講演で、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を消費者の視点で提起しつづけている。著書にミリオンセラーとなった『買ってはいけない』(共著、週刊金曜日)など。

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