従来のサイズの1/10!世界最小の「チャイルドシート」がすごい

「車に取り付ける」という、従来のチャイルドシートの概念が吹っ飛んでしまう、革新的なデザインが登場しました。まさかここまで小さくなってしまうとは…。これぞ、チャイルドシートの最終型、コンセプトは「持ち運び自在」です。

 これは画期的!
持ち運び自在の
ポータブル・チャイルドシート

子供の成長に合わせて買い替えたり、付属のパーツを外して使用する必要があったチャイルドシート。このチャイルドシートが窮屈になってくると、次に使用するのがジュニアシートです。この軽くて持ち運び自在なジュニアシート「mifold」は、パカッと開けば座面が登場。なんだか心もとない気もしますが、耐久力抜群のプラスチックポリマーに航空機にも使用されるアルミ素材が用いられているんだそう。

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従来のジュニアシートは、子供の座面を高くすることで、大人用に設計された車の三点シートベルトがみぞおちを圧迫したり、首に引っかかる危険性を回避した設計。ところが、この画期的な「mifold」は、シートではなくベルト自体を子供の体格に合わせて下げることで、安全性を保つことを目的としています。ゆえに、このコンパクトな形状が可能という訳。

10倍コンパクトでも
安全面はバッチリ

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パパママが最も気になるのは安全性。開発者のJon Sumroy氏によれば、世界の主要各国で安全性能テストを実施した結果、「法令で定められている最も高いレベルの安全基準をクリア」したと、安全面は超がつくほどのお墨付きだとか。

自動車大国アメリカでは、一般的に日本よりも厳しい安全基準が設けられていて、チャイルドシートに子供を座らせないことは、「児童虐待にあたる」という見方もあるようです。例えば、タクシーを利用するにも、友人宅の車に乗る際も、カバンに入れて持ち歩けるシートがあれば、確かに安全この上なしですね。

ちなみに「対象年齢は4歳から」となっています。

“車から降ろす”という
概念がなくなる

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子供の代わりに大人が乗るときなど、着脱だけでなくチャイルドシートって案外、置いておくにも場所を取るものですよね。その点「mifold」なら、ダッシュボードだろうが、シートのポケットだろうが(ズボンのポケットだってご覧の通り)、使わないときはどこでも収納できちゃうサイズ感。カーシェアリングを利用するときなど便利そうですね。

すでに、クラウドファウンディング「Indiegogo」では、目標額をはるかに上回る(1,664%!)潤沢な資金調達を達成し、予約も殺到中。これは、日本でも間違いなく流行りそう!

Licensed material used with permission by mifold

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。