トラックの中で生活し「給料の90%」を貯金する、23歳のGoogle社員
勤めている会社の駐車場にトラックを停め、その中で生活をする。そんな少し変わった23歳のGoogle社員が、世界中で話題になっています。
120万円で購入したトラックを
自宅に改造
サンフランシスコ、ベイエリアでシステムエンジニアとして働くブランドンさん。彼はなんと、トラックの中で暮らしています(上画像)。
彼のブログ「Thoughts from Inside the Box」によれば、中古車を1万米ドル(約120万円)で購入し自宅として改造。中は非常にシンプルで、ベッドと洋服をしまう棚、そして自分で作った洋服掛けのみだと言います。
給料の90%を
貯蓄にまわしている!?
彼の生活には、ほとんどお金がかかりません。職場までの距離は、0分なので無駄な交通費を節約。シャワーやトイレはオフィスのものを使用し、社食もあるため朝〜夜まで食事にも困らないのだとか。
さらに、電気代もゼロ。パソコンやスマホなどの充電は、オフィスにいる時にしているそう。
その結果、税金や学生ローンの支払いなどをしても、給料の90%を貯蓄にまわすことができていると、「Business Insider」は伝えています。
このような生活をするきっかけを、自身のブログでは次のように書いています。
「もともとトラックに住むつもりはなくて、ベイエリア近郊でアパートを探していたんだ。そしたらどれも高すぎて、払えないことに気づいたんだ。Googleが提供してくれる社宅も、1日最低100ドルもかかるということが分かって焦ったよ」
ムダな家賃から解放されて
自分のために使う
本当に必要なものだけと向き合い、無駄を削ぎ落としていったブランドンさん。彼は今の生活に満足している様子。「Business Insider」からのインタビューでは、次のように話しています。
「今まで、家賃にどれほどのお金を使っていたか気づいてもいなかったんだ。ほとんど家にいないのにだよ?それよりも、もっと将来のためにお金を貯めるべきだと思ったんだ。最初は決心するまでなかなか大変だったけど、結果今の生活があるんだ」
Reference : Business Insider
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