自己憐憫を克服するための5つのステップ

「自己憐憫」とは、いろんなことが上手くいかないときに、ついつい「わたしって何て可哀想なんだろう」と憐れんでしまうこと。経験がありませんか?

自己憐憫をしても根本的な問題解決にならないばかりか、マイナス思考がクセになる危険性も。ここでは自己憐憫を克服するための5つのヒントをご紹介します。

1. 自己憐憫には中毒性があると認識する

tl_img_35a28c6e111e3f8a6b744a37bfd7a4a62f81ac6a

自己憐憫は快楽物質を誘発する麻薬のようなもの。そのときは一瞬気持ちがラクになるものの、問題を解決してくれることは決してありません。

逆に、自己憐憫の気持ち良さを拠りどころにするようにもなり、「何か嫌なことがあっても自己憐憫で感情を処理できるから、問題に立ち向かう必要はない」という思考回路を作り出してしまいます。

すると、状況を改善しようとする意欲から遠ざかってしまう危険性が。ですから、まずは自己憐憫が中毒性のある麻薬のようなものであって、長期的には精神的にも物理的にも自分に良くないのだと認識することが大事です。

2. 自分より大きな存在について考える

たとえば、仕事でミスをしたことで、その日機嫌が悪かった上司に散々小言を言われたとしましょう。そんな時に、「自分って何てタイミングが悪いんだろう、そういえばあの時も…」なんて思ってしまうこともあるかもしれません。

まずは、果てしないマイナス思考回路を一旦ストップ!大きい何かに目を向けましょう。空を見たり、海を見たり、海外のこと、地球のこと、宇宙のこと…。

すると、上司に怒られたことなんて、ちっぽけに思えて来ませんか?

3. 頭の中でくよくよ考えず、紙に書き出してみる

tl_img_4a25f647eab74d3d99dc6df245d8cf92db9876a4

頭の中だけで自分を憐れんでいると、同じ想いや考えが永遠にループしがちです。これを防ぐために、状況や想い、それに伴う考えを可視化することが大事です。

一番簡単なのは、頭の中に浮かんできたことをノートや紙に書き留めるやり方。状況や感情に名前を付けることで、もやもやとした実態のない想いを長時間抱えなくても良くなります。

ポイントは、悲しい気持ちだけを書き連ねるのではなく、どんな状況が悲しい気持ちを招いているのかを具体的に書き出すことです。何に問題があるのかが見えれば、行動を起こすことも簡単になるはず。

4. 年上の友人に話を聞いてもらう

周りに経験豊富な年上の友人はいませんか?年上の友人たちは、あなたが自己憐憫を引き起こしているネガティブな状況など、とっくに体験済みかもしれません。

そのため、あなたに安易に同情するのではなく、体験に基づいた貴重なアドバイスをくれることが多いもの。時には手厳しい意見を言うこともあるでしょう。しかし、そこで腹を立てていては、自己憐憫から抜け出すことはできません。彼らの言うことに素直に耳を貸して、問題解決のヒントをもらいましょう。

5. 実際に何か問題を解決してみる

tl_img_11d362e38a4f3a7f0e4bc79f7a955525c8834f71

自己憐憫は、何かひとつの大きな問題から、複数のネガティブな要素が呼び起こされて起こることが多いように見えます。

失恋した→もういい歳だし、仕事もパっとしないし、貯金もないし、そういえば友達が最近結婚したな、わたしはなんて不幸なんだろう…というように。

それはネガティブ思考の連鎖を繰り返す脳のクセのようなものです。ですから、その連鎖を断ち切るために、まずは1-4までの項目を実践して、問題を把握したらひとつずつ問題を解決してみましょう。

自己憐憫の快楽に代わるご褒美を脳に与えることで、「これはできたから、次はあれもやってみよう」というポジティブな思考回路を作ることができます。憐れみに浸っている時間を使って、もっと新しいことや楽しいことができるようになれば、素敵だと思いませんか?

西きょうじ/Nishi Kyouji東進ハイスクール英語講師。執筆参考書多数、なかでも『ポレポレ英文読解プロセス50』は20年以上”上位受験生のバイブル”...
緊張する場面って、日常的に潜んでいますよね。気にならない人もいますが、プレッシャーに弱い人にとっては毎日がストレスの連続。少しでも普段の生活を快適にするた...
「人が怖い」そう思ったことはありませんか?人が怖いといった気持ちが強すぎて対人関係がうまくいかず、その影響が社会生活にまで支障をきたすものを「対人恐怖症」...
自分に自信がなく、つねにオドオドしている「豆腐メンタル」と呼ばれるような人。症状を克服して自分を変えたいと思っている人も多いかもしれませんが、実際に自分で...
最後の最後でいつも失敗する…。そんな詰めが甘い性格をどうにか改善できないものでしょうか。具体的にどんなことに気を付けていけばいいのか、以下に紹介します。参...
人間関係は、日常生活を送る上でも欠かすことができないものですが、何かのきっかけで人を信じることができない、人間不信に陥ることがあります。人間不信のまま楽し...
失敗、挫折、失恋…、一度悪く考えてしまうと、どんどん負のスパイラルの深みに嵌まることがあります。いわゆる“ヘコんだ”とき、実はこのときが、「最も危険な負の...
優秀なあなたこそ必読!完璧主義を克服するための5つの方法なんでも完璧でなくては気がすまない。そんな「完璧主義な人」っていませんか?完璧主義は必ずしも悪いも...
どんなに大きな失恋でも3ヶ月で立ち直る!?失恋からどれくらいで立ち直ったか、というのはどの国でもどの年代でも気になる話。一世を風靡した海外ドラマ「セックス...
最高に楽しく、充実した毎日を積み重ねていきたい。そうは思っていても、実際にどうすればいいのかは、なかなかピンとこないものですよね。そんなあなたに向けて「Y...
家族や恋人、友人たちが盛り上がっているときに、自分だけテンションが低いまま。そのせいで「冷めてるね」とよく言われるけれど、本当はそんな冷めた性格、直したい...
「Higher Perspective」にポジティブに生きるための5つの習慣が掲載されています。自分をネガティブだと捉えている人たちの中には、前向きになり...
人生、このままじゃダメだとわかっていても、一度ネガティブ思考のスパイラルに陥ってしまうと、そこから抜け出すのは簡単ではありません。ここでは「Elite D...
失恋したら辛いものですが、いつまでも悲しい気持ちであふれた状態ではいたくはないものです。どのように過ごしたら恋の痛手から、早く立ち直ることができるのでしょ...
「自己中」というと、あまりいいイメージではないかもしれません。でも、人生において自分自身をケアすることは、何より大事なこと。世界を旅するライター、Anja...
仲良くなったはいいけど、ちょっと苦手。一緒にいるだけでネガティブになってしまう…。そんな友だちとはキッパリ別れるべきかもしれません。実際、友だちの数が多い...
気兼ねなく接することのできる人もいれば、とっつきにくい人もいる。できることなら後者とはなるべく関わらないようにしたい…という私的な思いは通用しないのが、社...
老後のために生きる人のことを、「老人」って呼ぶの。 貯金をしていた頃の私は、どこか気が狂ったようだった。いつも不安で、人生を謳歌する時間を失いながら、通帳...
何が自分を不幸にするのかを知ることが、幸せな生活を送るための第一歩。「Power of Positivity」のこの記事には、そうした内容がまとめられてい...
すでに終わってしまった恋をなかなか払拭できず、次の一歩を踏み出せない。なんとも言えないこのもどかしさは、きっと多くの人が経験しているはずです。でも、不思議...