知らないと恥ずかしい...「よろしくお願いします」って、英語で何て言うの?

「よろしくお願いします」は、日常のいたるところで使われているフレーズ。でも、残念ながら英語には、それに取って代わる便利なことばはありません。

つまり、シチュエーションに応じて表現を変え、思いを伝える必要があるということ。ここでは、“バイリンガール”のChikaさんが5つの状況に合わせた言い回しを紹介してくれました!

01.
初めて会う人に対して
「Nice to meet you」

「はじめまして。よろしくお願いします」を英語で言うと、「Nice to meet you」。とてもシンプルです。

別の表現としては「It's a pleasure to meet you」も挙げられますが、こちらは「お会いできて光栄です」と丁寧さが高まるイメージ。

02.
今後一緒に働く人に対して
「I look forward to working with you」

この場合は、「I look forward to working with you」が適切。あなたと仕事をするのが楽しみ、という気持ちを示します。

「I look forward to doing business with you」は、新規プロジェクトを立ち上げたり、新しい取引先ができたときに使うことが多いのだそう。さらに、新しい会社に入ったときに使うフレーズなら、「I look forward to joining the company」がいいでしょう。「I look forward to」を「I'm excited to」に置き換えることも可能です。

03.
これからすぐお世話になる人に対して
「Thank you for taking the time to meet」

これもシチュエーションによってさまざま。たとえば、相手に打ち合わせに来てもらったときには、「Thank you for taking the time to meet」もしくは「Thank you very much for coming」。反対に自分がそれを言われた側だとすると、「Thank you for having me/us」や「It's our pleasure」と返しましょう。

「I appreciate you taking the time to meet」や「I appreciate you coming」は、目上の人に対しての「よろしくお願いします」ではなく、対等もしくは下の人に対する「よろしく!」のような感覚です。

04.
上司が部下に対して
「Thanks!」

これはとてもシンプル。お願いごとをして「Thanks!」と言えば「よろしくね!」というニュアンスになります。「任せたよ!」「頼りにしてるよ!」という意味合いの「I'm counting on you!」というフレーズもあり。

05.
家族・友人に対して
「Thank you for doing this!」

親しい人に対しては「Thanks!」の他に「Thank you for doing this!」と言いましょう。また、「I knew I could count on you!」もアリ。単純に「You're the best!」「I love you!」「You're great!」と褒めて「よろしく!」というニュアンスを伝えることもできます。

これまで5つのシチュエーションごとの「よろしくお願いします」を紹介してきました。が、Chikaさんは、決してすべてを暗記しようとはしないでほしいのだそう。それよりも大事なのは、状況に応じて「どういう気持ちを表現するのか」を考えてからことばにすること。ここで紹介したフレーズは、あくまでも参考程度にインプットしておいてくださいね!

Licensed material used with permission by Bilingual Chika
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