成功している人が毎日実行している「11のシンプルなこと」

成功するための基本は行動することにある。これは、ビジネス誌の編集ライターJef Haden氏が「Inc.com」に寄せたメッセージ。多くのビジネスパーソンに取材をしてきた氏が、成功している人たちの共通項を紹介している。

アイデア、人と違う視点、そして考え方。これらを即実行に移せる行動力がカギだとか。でも、決して難しいことばかりでもなさそう。

01.
プラン・ゴール・アイデア
選択は1つ。あとは即行動

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今日、すべてをやることは難しい。だが、小さな一歩を踏み出すことはできる。プランがあり、ゴールがあり、そしてアイデアがある。だけど、それらがあるだけでは何も始まらない。最初のアクション、それがなければ何も存在していないのと一緒だということを心に留めておく必要がある。
まずは、3つのなかから1つを選定し、それに対して行動を起こすこと。これが鉄則。最初の一歩が最も踏み出しづらいけれど、一度スタートを切った後は、そんなに大変なわけじゃない。

02.
誰もやらないこと、
やりたがらないことに注目

成功の秘訣は、他の誰かがやらないこと、やりたくないと思うことを率先してやること。簡単なことでも些細なことでも、何でもいいから始めてみよう。周りの人とあなたに違いが生じるはずだ。それを日々積み重ねていくことで、一週間後には普通の人と違いを感じ、一ヶ月後には何かに特化した人になれる。そして、一年経つ頃には、他の誰にも真似できない決断力、考え方を実践する能力が身についているだろう。

03.
恐怖から目を背けない

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最も脅威となる恐れ、それは無知ではないだろうか?しかし、まだ何も起こってないのに、恐れていても仕方ない。恐怖を克服することは、とてもワクワクすることでもある。毎日、何かひとつ、自分の恐怖を克服していくこと。どんな問題が起きようが、大きな壁が目の前にそびえていたとしても、自分を信じることだ。あなたにできないことなんて、ひとつもない。

04.
誰にも等しく感謝を伝える

仕事によっては、技量よりも努力が必要となるものもある。たとえば、荷物を運ぶ、食料品を袋詰めする、レジで勘定をする。仕事そのものは単純作業、反復作業だが、仕事をしている人間の努力いかんで、その仕事に圧倒的な差が生じるものだ。

世の中には、多くの場所で誰にも見向きもされずとも、懸命に働いている人たちがいる。仕事の価値は決して収入だけでは決まらない。だからそこ、「ありがとう」感謝の気持ちを言葉に出し、言葉を交わすことだ。自分から相手に敬意を表すこと、ほんの一瞬であれ、相手の心に変化が生まれる。これを、どんな場面でも実践できるかどうか。そこが分かれ道。

05.
自分の話す10倍、人の話を聞く

shutterstock_331877972_2いくら自分は話し上手で、気の利いた会話ができるといった自負があったとしても、自分のために他人と会話することは止めた方がいい。それでは誰も喜ばせることはできない。

本当に自信のある人は、自らそのことを話す必要がないことを理解しているものだ。自分が話をしないときは、他の人の発言に興味を持って聞くに徹すること。人の話が聞けること、これがコミュニケーションを円滑に成立させる術。

06.
決断するときは、
他人の意見に左右されない

周りの人たちがどう考えているか、どう思うだろうか?それを気にする必要もある。場合によっては。だが、自分の生き方や目標に関しては、誰かの目を気にする必要はない。他人がどう思うかよりも、自分がどう感じるかが大事。誰かのための人生ではないのだから。

07.
相手の意図を汲みとって
質問に答える

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質問には、言葉そのまま受け止めてもいいものと、その真意をくむべきものとがある。人間は誰だって、時として躊躇してしまうことがある。不安を感じる時もあれば、恥じらいを感じることだって。だた、理由はどうであれ、本当に意図していることとは違う質問をしてしまう人もいる。そのことを理解しておく必要がある。質問の意図をよく理解し、応えるようにしよう。本当に相手が聞きたいこと、それを提供できるように。

08.
“完璧さ”の追求よりも
フィードバックで完成させる

第一印象は、たった一度きりの機会。やはり完璧な自分を見せたいもの。だけど、どんな製品でもサービスでも、なかなか完璧なんてことはあり得ないもの。それは企画やプロジェクトとて同じこと。
完璧さ求めることが、自分の弱みになることも大いにあり得る。頑張って働いて、いい仕事をして、自分のベストを尽くす。あとは、改善、修繕していけばいいだけのこと。自分が望んでいるゴールだけでなく、他人が本当に求めていることに近づくこともある。一度、手放さないことには何も成し遂げられはしないのだから。

09.
成果に甘んじず、
向上心を常に持っておく

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もっと上手くできたはず。と後から思うことは、往々にしてある。言葉、行動、なぜか抜けてしまったこと。それらは会社を強化するため、一歩を踏み出すため、これからのために必要な過程。成功している人は、完璧を求めてはいない。けれど、さらに向上するにはどうすればいいか?を常に考えているものだ。自分の行動に責任を持ち、そして、昨日よりも今日が更に良くできると自分に誓おう。

10.
誰よりも努力を惜しまないこと

経験は足りない、お金も十分でない。コネクションもなく、才能もないけれども、誰よりも努力を惜しまずいい仕事をすることはできる。1マイル先はかなり広く、そして誰も手をつけていない領域だ。誰もが、「更にもう1歩」と思ってはいても、実際にその領域に辿り着く人はほんのわずか。たとえ八方塞がりとなっても、努力と粘り強さは、競争するうえで優位になる。もしかしたら、それこそが成功に必要な他者との差ではないだろうか。

11.
自分の特性は何か?
日々、振り返る時間を

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自分が本来持っている性格、個性、特質を見直す時間だけは、どんなに忙しくとも確保しておく必要がある。特にこれまで培ってきた人間関係は大切にしたいものだ。あなたが本来持っているものは、夢や希望や望みなどではないはず。もっと現実的なものであり、根源的に備わっているもの。その素晴らしい特性に目を向けることだ。
自分が達成できなかったこと、しなかったこと、持っていないことばかりに思考が行ってしまうのは、「満足」のなかに自己満足が含まれているからに他ならない。大きなプランとゴールのために。日々、立ち止まって考える時間を持とう。

Licensed material used with permission by Jef Haden

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。