改めて問いたい「シンプルライフ」5つのススメ

物にあふれた生活から脱却し、心地よい暮らしを目指すシンプルライフ。関連書籍も多く、毎日を丁寧に過ごすその生活に憧れる人も多いでしょう。

ですが、憧れるだけで実践にまで至っていない、そんなあなたに、「シンプルライフで大事な5つのコト」を紹介します。まず、ひとつでも取り入れてみませんか?

1.断捨離・ミニマリスト→必要なものを見極める目をもつ

スペース

物にあふれた、整理整頓のできていない部屋で暮らしていると、自分の心の中も雑多で部屋と同じようにスッキリしない……部屋は心の鏡とも言われています。

自分が本当に必要なもの以外を処分し、整えられた部屋を作り上げる。そうすれば、「アレってどこにあったっけ?」「掃除しなければ…」といったストレスから解放され、いつも迷いなく簡単に目的のものを探し出すことができます。それは、必要なものだけに囲まれているからこそできることなのです。

「モノの取捨選択ができる」 それこそが、断捨離・ミニマリストの条件と言えるでしょう。まずは、「コレは本当に必要なもの?」と自分に問いかける。それがシンプルライフの始まりです。

2.小さいスペースでOK。整理された空間を作る

部屋は心の鏡と言いましたが、部屋のある箇所がモノであふれている、何をしまってあるのかわからない、ということは、心の中にも未解決なモヤモヤがあり、「やらなければならないけれど、やれていない」がある状態。

この状態が続くと、スッキリせず、自分はどうせダメなんだと自分の評価を下げていくことになってしまいます。心地よい生活を送りたいのに、それではよくありませんよね。一気に全てを片付けなければと思うのではなく、まずは一箇所を整えましょう。

テーブルの上や机の上など、目につく場所、小さいスペースからでOK。一箇所整理された場所があると、見るたびに綺麗で嬉しいと思い、他の場所も頑張ってみようとモチベーションが上がるはず。そうして、整えたスペースを増やしていければ、部屋もシンプルになっていきますよ。

3.ストレス排除。我慢は禁物!

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自分の心に無駄なストレスを与えるものから、遠ざかってみませんか?生活に追われて、または仲間からの影響でやっているもの、例えば仕事の愚痴が中心の乗り気ではない飲み会や接待、付き合い残業、またプライベートにまで及ぶ仕事関係で苦手な人とのSNS。

本当はやりたくない、楽しくない、自分に無理をしていると感じているものがあれば、それはきっぱりやめてしまいましょう。人間関係のためにやめることができないと思うかもしれませんが、その日は用事がある、SNSは友人だけとしていて、仕事関係の人とはやらないなど、自分のルールを明確にして話せば、先方もわかってくれるはずです。

自分のルールをしっかり持って、周りに流されない。自分の心に正直に過ごす、それが不必要なものをそぎ落として生活するシンプルライフにつながります。

4.逸品を選び、心豊かで贅沢な暮らしをする

シンプルライフは、とにかく物を捨てて減らせばいいというわけではありません。自分の必要なものには、「一生モノ」となるような逸品を選び出す、ということも必要になります。使い捨てではなくメンテナンスすれば長く使えるもの。

例えば、靴だったら、沢山揃えておくのではなく、オーダーメイドで何十年も履けるものを大切に履いてみるのはいかがでしょうか。愛着がわくのはもちろん、自分の人生を一緒に生きるため、もはや「自分の歴史」といってもいいはずです。人気のブランドだからという視点ではなく、自分にとって価値があるものを選び、それに囲まれて贅沢な生活を送る。

このように自分の心が求めているものを知る。これも、不必要な物に囲まれることを防ぎ、シンプルライフを始めるきっかけになります。

5.過剰な装飾をやめ、本当の自分自身を見つめる

シンプル

自分はどんな生活が心地よいと思うのか、何を人生に求めているのか、それが即答できる人はなかなかいないのではないでしょうか。このような自問自答を繰り返し、本当の自分を知ること、これがシンプルライフの目指すところと言えます。

今までは自分の心を満たすために「流行りのブランド」を取り入れており、過剰な装飾で息苦しかった、と自覚すれば、本当に必要なものに囲まれ、自分の心に正直に、心も環境も自分好みに整理された状況で過ごすことができるはずです。

まずは、自分は本当に何が好きなのか、どのような生活を送りたいのか、を見つめ直すことから始めてみましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。