どこまでも「ネコ目線」でデザインされた、人とネコが共存するデスク

いまだかつて、こんなにもネコ想いのインテリアがあったでしょうか?開発者の溢れんばかりの“ネコ愛”が伝わってくる、おしゃれなデスクです。これでもう、机の上がとっちらからずに済む!

ネコと人間、両者の思惑が
一致する「共存デスク」

香港の建築デザイン事務所「LYCS Architecture’s」が2013年にデザインし、世界中のネコ愛好家たちの間で大きな反響を呼んでいるのが「CATable」です。このデスクは、人間とネコ双方のためにデザインされたもの。

もちろん、開発者のRuan Hao氏は大のネコ好き。飼いネコの「宝強」にしょっちゅう仕事の邪魔をされ、それでも憎めない宝強との生活の中で、この“共存デスク”のデザインを思いついたそうです。

穴があったら入りたい
ネコの習性を利用

細い隙間や空間を見つけるとそこになんとか入ろうとする。これ、ネコの習性です。2014年、オランダ・ユトレヒト大学で「ネコの習性」についての研究が行われました。狭く身を隠す場所がある空間と、何もない空間で彼らのストレス度合いを比較したもの。結果は言わずもがな。狩猟本能や防衛本能が理由に挙がりましたが、結局のところ、ネコの気持ちはネコにしか分からない。

遊び場であり、くつろぎの場

天板の四方に穴やくり抜いた空洞があり、天板内部に空いた穴を移動してネコはどこからでもひょこっと顔を出すことができる仕掛け。なるほど、たしかにこれならネコたちも退屈せずに済みますね。

ご主人が仕事をしている机の内側(下じゃありません)で、目を細めてまどろむネコちゃん。

作業をしてたら、天板のに空いた穴からジーっとこちらを見ていたり。

「CATable」のデザインを応用した、立方体のブロックを積み上げるタイプの「CATable 2.0」も2014年より仲間入り。ネコが楽しみながら邪魔をしないでいてくれる。さらにはデザインも秀逸。

どこまでもネコ目線でデザインされたデスク。ネコ好きにはたまりませんよね。日本でも発売してほしい!

Licensed material used with permission by LYCS Architecture
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。