あなたも店のオーナーに!世界中で大人気のフードカーニバル「レストランデイ」

2011年5月にフィンランドで始まった「レストランデイ」は、今や世界の数百もの国で年に4回も開催されているフードカーニバル。誰でもどこでもレストランのオーナーになれるのが最大の特徴です。

ただし、そう言われてもすぐにはピンとこないのが正直なところ。ここではその詳細に迫りましょう。

オフィスでも
公園でも海岸でもOK

Photo by Timo Santala

「どこでもイイとは言うものの、開催場所は決まっているのでは?」と思うかもしれません。が、事前に決定しているのは日程だけ。場所はオフィスでも公園でも海岸でも、本当にどこでもOK。

本屋や洋服屋、花屋など、街中のあらゆる場所に1日限りでレストランができます。とはいえ、その場所の安全性や、提供する食事の衛生環境などはレストランを開く人に責任があることを理解しておきましょう。

有料?それとも無料?

Photo by Tuomas Sarparanta

料金はレストランによって様々です。会費のようなシェアでも、寄付でも、もちろん金銭を一切もらわないのも自由。無料で思わぬ美食に遭遇したり、食を通して新しい価値に出会えるかもしれません。

みんなで「食」について
考える1日

Photo by Roy Bäckström

なんとなく、イベントの輪郭が見えてきたでしょうか?世界的に食の安全や食料不足が叫ばれるなか、普段は「受け手」である人が、食について考えるきっかけとなる1日限りのカーニバル…それが「レストランデイ」なのです。

Photo by Marinella Ruusunen
Photo by Roy Bäckström
Photo by Roy Bäckström
Photo by Ella Kiviniemi

次回の開催は、2016年5月21日。もちろんあなたも、「オーナー」として登録できます。想像力を膨らませて、あなたにしかできない「おもてなし」をしてみませんか?

Licensed material used with permission by Restaurant Day
Top Photo by Timo Santala
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。