支払いは募金箱、お金がなくてもお手伝いで一食タダ。10年以上も「NPOカフェ」が愛され続けるワケ

10年前の2006年、アメリカのデンバーに誕生した「SAME cafe」。当時、市としては初のNPO(非営利)レストランでした。そんな、募金やボランティアによって10年間も愛され続けきたSAME cafeの魅力とは?

料金は決まっていない

「SAME cafe」では、メニューの料金は決まっていません。レジの代わりに募金箱へ行き、余裕がある時は少し多めに支払います。お金がなければ、1時間ほど皿洗いや食事の準備、テーブルの片づけなどのボランティアをします。お金が払えないことは大きな問題ではないのです。

地元の食材を使った
オーガニックフード

いくつもの農家やスローフード団体、ボランティアコミュニティの協力があり、提供される料理はすべて地元のオーガニックフード。「健康的な食事」という観点も大事にしています。

WEBサイトに公開されていた、とある1日のメニューがコチラ。

・コーンビーフシチュー
・コルカノン(ケール入りマッシュポテト)
・コールスロー
・ピスタチオとクランベリーのサラダ
・ペストピザ
・ポテトピザ

12万5,000人以上が
カフェを利用

この10年でSAME cafeを利用したお客さんは、のべ12万5,000人を超えるそうです。「従業員は3人しかいないけど、みんながボランティアで手伝ってくれるから運営できている」とか。また、レストランのコンセプトも10年間ブレることなく一貫しています。

誰もが、経済的ステイタスに関係なく、尊厳を持って扱われながら、健康的な食事ができるチャンスを。

2016年7月31日には、10周年を祝うパーティーも開かれるとのこと。当初「続けるのは不可能では?」とも言われていたというSAME cafeですが、今ではデンバー市民にとって「なくてはならないレストラン」のようですね。

Photo by Hanna Quevedo
Licensed material used with permission by SAME Cafe
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。