「寝てない自慢」をする上司には要注意!睡眠とリーダーシップの無視できない関係

「エジソンやナポレオンは4時間しか寝なかった」とか、「織田信長の睡眠時間は3時間だった」とか、何かと偉人たちのショートスリーパー伝説が語られがちな昨今。かと思えば、マイクロソフトのビル・ゲイツは7〜9時間の睡眠をとるという話もあったり、一体どれが正解なんだろう?と考えてしまう人も多いはず。

ここでは「睡眠とリーダーシップ」の関係性を調べた、いくつかの研究を紹介していきましょう。

7〜9時間の睡眠をとらないと
リーダーシップに悪影響

ペンシルバニア大学医学部の研究によれば、「睡眠不足は、問題を解決するために必要な整理、計画、意思決定などを担う能力に悪い影響を与える」と言います。ここで語られた理想的な睡眠時間は、7〜9時間。

しかし、ハーバード・ビジネスレビューによると、180人の経営者を対象にした研究で、彼らの43%が「1週間のうちの4日間は十分な睡眠がとれていない」と答えたそうです。

睡眠不足は
「酔ってる」のと同じ状態

睡眠不足に関するデータを見ると、17〜19時間も起床している状態は、血液中に0.05%のアルコールが残っている状態に匹敵するとも言われ、これはビール1〜2杯に相当。

さらに、20時間以上起きていると数値は0.1%程度まで上昇し、これはいわゆる「お酒に酔っている」状態と同レベルになってしまいます。

つまり、「睡眠不足のリーダー」は「酔っ払ってるリーダー」と、ニアリーイコールってこと!?

夢を見る時間に
新しいアイデアが生まれる

また、睡眠中に見る「夢」がクリエイティビティに大きな影響を及ぼすという研究データもあります。

夢が、日中のビジネスタイムでは思いつかないような「関連性のない情報」を結びつけてくれるので、新しいアイデアが生まれることも多いとか。

あなたのまわりのリーダーは、ちゃんと睡眠時間をとってますか?

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。