キュートなフォルムに多彩な機能!北国仕様の「バイシクルカー」に目が点

ミニカーのような外観が目を引くこの乗り物。かわいい外観やネーミングとは裏腹に、むっちゃ多機能で高スペックなのです。

ドリフトで登場!

ドアが前にオープン!

「私は、マイケル。この車のデザイナーです」。

なんてクールな現れかた!しかし、それだけではありません。実際の車両のスペックを見てみましょう。

まずシートのクッション性が抜群。乗り心地も安心です。

エンジンは?というと、その正体は電動アシスト付きの自転車。250Wのモーターが付いており、距離にして60kmほどまでサポートできます。

方向転換やブレーキの機能は両サイドにあるハンドルに集約。

シートの裏には、小型の暖房が装備されています。雪国仕様ですね。

ワイパーは手動。

前方の窓を開けられるので、フレッシュな空気を吸いながらドライブできます。

エンジンを冷却するためでしょうか、吸気口も付いています。動力の半分はマイケルさん自身ですが、きっとターボ並みの気合で走る時に必要不可欠となる機能でしょう。

両サイドのライトだって見せかけではなく、ちゃんと光りますし、ウインカーだって。

では、早速その走りをば。

小回りが最強!

細身のボディが存分に活かされていますね。

トップスピードは25km/h

結構速い!しかも、基本的には人力ですから、本人のがんばり次第で限界突破することも夢じゃありません。

14段ギア付きで、電動アシストがあるので、急な坂道もすいすい。車体の重量が70kgあることを考えるとなかなかにパワフル。

手動との切り替えも自由自在。エクササイズにもGOODです。

設備は至れり尽くせり!

トランクがあるのでお買い物にも便利。

トレーラーだって牽引できます。

車体の高さは180cmで、乗り心地は乗用車とほぼ同じ。「INDIEGOGO」で資金調達中ですが、この形状や走りっぷりが受けて、YouTubeでは再生回数が約120万回を超える人気ぶり。

ですが、肝心な資金調達の達成率は2016年4月16日時点でまだ12%ほど。車体の事前予約はできず、購入時に受けられる各種ディスカウントなどが投資の見返りとして用意されています。

雨や雪が多く、自転車に乗りやすい環境とはいえない天候のスウェーデンですが、それでも乗りたい!とつくったのがこの子だとマイケルさん。

「今、世界では、年間190万台にも及ぶ自転車が売れています。だからこそ、このマーケットにはポテンシャルがあるはず。20〜30年後には、PodRideのような乗り物がたくさん売られているのではないでしょうか」。

と、「PodRide」の将来に大きな可能性を感じているようですよ。一連の動作はぜひ動画で!

Licensed material used with permission by JMK-Innovation
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。