【那覇発】みんなでつくる「街のほんだな」が、イイんだな!

沖縄県那覇市のパラソル通りにある、「みんなのほんだな」を知っていますか?本棚と聞いたら、自分のお気に入りを揃えていくイメージかもしれませんが、コレはひと味ちがいます。「人と街をつなぐ」というコンセプトで、1日3冊まで交換可能な、誰でも利用できる本棚なんです。

「交換」して
みんなでシェアする本棚

「みんなのほんだな」のルールは、いたってシンプル。

・本を交換したいときは、自分の本を持ってくる。
・交換は、1日3冊まで。
・利用は無料。


読書好きなら思わず、「自分の家の近くにも、こんな本棚が欲しい!」と思ってしまいますよね。ただし、交換不可な本もあるので要注意。

※辞書、漫画、政治、宗教、週刊誌、情報誌、古い専門書、汚損本などは不可

そもそも、地元の人に「毎日でも商店街へ寄って欲しい」という思いで始めたそうですが、「みんなのほんだな」ができてからは、本を探しに毎日立ち寄る人や若い学生も増え、とても活気が出てきたとか。なかには、遠方から足を運ぶ人もいるそうです。

掲示板の役割を果たす「黒板」の存在感も◎。イベントの告知や、新しく入ってきた本のことなども書かれていて、みんなのコミュニケーションの場に。

また、ルールさえ守れば観光客や通りがかりの人も「ほんだな」を使うことができます。

「全国に『みんなのほんだな』が
広まれば嬉しい」

運営をしている「一般社団法人なは市場振興会」は、

「この『みんなのほんだな』が全国的に広まれば嬉しいです。『みんなのほんだな』の全国ツアーが企画されるのを楽しみにしています」

と、今後の展望についても話してくれました。最新の情報はFacebookで発信されているので、ぜひ一度チェックしてみては?

Licensed material used with permission by みんなのほんだな
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。