タトゥーでタトゥーを消すという発想。シンガポール発、大胆すぎる「ブラックアウト」

一見すると、指先まで袖のある黒いドレスを着ているようにしか思えないこの写真。ところが、彼女がまとっているのはドレスではなく、黒一色ベタ塗りのタトゥーなんです。信じられる?

洋服を着ているような
真っ黒ベタ塗りタトゥー

D6de5e52f06235c1144a3c91d8db0df62b6d3ad4

言うまでもなく、これはペインティングではなく皮膚に直接彫り込んだ本物のそれ。シンガポールのタトゥーアーティストChester Lee氏による「Blackout(ブラックアウト)」が、いま世界中のタトゥーユーザーから注目を集めています。

202108fceb268fdc4f5444165a2275ae313c7d43

さらに、ただベタ塗りをしている訳ではありません。一様に美しくデザインされたものなのですが、私たちのよく知るカラフルなデザインや文字をあしらったものとはまったく異なる意匠、ですよね?

じゃあ、ポイントやアクセントとしてのデザインとは一線を画す、このビジュアルインパクト大なブラックアウトが新たなタトゥーのトレンドになるのかと言えば、どうやらそういう訳でもないようです。

目的は、タトゥーで
タトゥーを隠すこと

Aee1ce6916720be9b6989d01979b33ade08acfa8

じつは、この黒ベタ。オシャレ目的のほかに、もうひとつ大事な役割があるんだとか。

上の写真の女性の肩口から背中にかけて、よく見れば、タトゥーの上からブラックアウトを新たに施しているのが分かりますか?そう、これまで身に着けてきたデザインに飽きてしまったり、やむを得ない理由でそれを消したい人たちが、タトゥーを見えなく(ブラックアウト)させることが真の目的なんです。

978792adf2d41ace7727aedb90c94c00d321aabfDfa211275b2237573653db228a3ecccd623ceee036d8b1e515ffa7c3e7e2161611cf46c2aee3e23c9d9d06325497cebae8e8a1183bdcc9089f34b9020aeb76db5ad5ce5e40f8a527137f8fbd6e53510a42c64ee6dc0ad46f21b78b650805f336c514c603

高額なレーザー処置でタトゥーを消すのではなく、それを覆い隠すために真っ黒にしてしまうとは。タトゥーをカルチャーやおしゃれと受け止めるには、いまだ寛容とは言い切れない日本人からしてみれば、この大胆すぎる発想に付いて行くのがやっとだったり?

Licensed material used with permission by Chester Lee, Oracle tattoo Singapore, oddtattooer
入れる人の想いが詰まっているタトゥー。日本では、文化的に広く受け入れられているとは言い難い。が、それでもこの「Skin Motion」は、注目に値する。そ...
もしも、タトゥーのない自分の姿を見たら、その人はどんな反応をするのだろう。そんな思いつきから、イギリスの写真家、スティーヴン・バートンは1冊の写真集をつく...
ド派手なタトゥーを全身にびっしりと入れた子どもたちが、ニュージーランドを中心に急増しているそう。一体なんで…。もう気づいた人も多いかもしれない。これは、エ...
スタジオジブリの映画が海外でも人気なのは、言わずもがな。ですが、あまりに好きすぎてタトゥーを彫っている人たちがいることをご存知ですか?トトロからカオナシま...
20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって創始され、その後多くのフォロワーを生んだ現代美術の大きな流れのひとつにキュビズムがある。ルネサン...
タトゥーと言えば、基本的には一度入れたら一生ものというイメージ。いくら興味はあっても、その後の人生とどう付き合っていくのか熟慮が必要になるだろう。気軽に楽...
ひと昔前の入れ墨の認識とは違い、今やファッションの一部として楽しむ人も少なくないタトゥー。以前と比較すると、そのイメージはややカジュアルなものになり、街中...
デビッド・ベッカムは、大のタトゥーフリークでもあります。ただし、その刻まれた数々のタトゥーは、彼の愛する妻や子どもたちの名前、大切な家族を表していると言い...
スマホに保存したり、財布の中にしまっていたり、自分にとっての大切な写真は常に持ち歩きたい。そうすることで、いつも大好きな人たちとの思い出にひたることができ...
増え続ける訪日外国人。特に地方自治体にとって、観光産業は大きな収入源です。誰もが足を運んでくれるお客に満足してもらい、リピーターになってもらいたいと考える...
パナマにはなんと12歳のタトゥーアーティストがいる。名前はEzrah Dormon君。母親と外出した時にタトゥースタジオへ行った時の事がきっかけだったとい...
コチラの記事では、2週間限定のタトゥー「inkbox」自体の紹介をしたけれど、ここでは簡単な使い方について。貼り付ける箇所によっても変わるけれど、基本的に...
ボディペイントを自分でやるのは難しいし、シールだと偽物感が気になる。本当に彫る勇気もない…となった時に、私が実際に使ってみて予想以上に気に入ったのが「in...
いかにもイタリア人的な感覚から生まれた、アソビ心満点の転写式タトゥーシールのご紹介。でもこのタトゥー、貼る場所までちゃんと決められているのです(一応)。そ...
写真と見分けがつかないほど「ハイパーリアリズム」な絵を描く、ドイツ人アーティストMike Dargas。その技術もさることながら、経歴もなかなか興味深いん...
1000年以上も前から続く伝統的なタトゥーを引き継ぐのは、カリンガ州にあるブスカラン村に住むWhang Odさん。100歳になる世界最年長の彫り師であり、...
日本人の死因1位でもある、がん。さまざまな治療法が開発されていますが、とくに抗がん剤を使う化学療法には、吐き気や痛み、手足の皮がむけてしまうという副作用が...
サーフィンとグラフティをこよなく愛すハワイ・オアフ島出身のアーティストがおもしろい。独学のペインティングに磨きをかけるべくNYへと移住した青年は、自分の特...
メラメラと燃え上がる炎の中から姿を現した顔に、ハッと息を呑む。映画『スター・ウォーズ』のアナキンが悪に染まり、ダース・ベイダーとなって生まれ変わった、あの...
「付き合うべきはギタリストだ!」 そんな独特の視点で書かれた記事が、「Lifehack」に掲載されているのでご紹介。ライターCasey Imafidon氏...