走っている間に自動で空気が入る自転車用タイヤチューブ「Pumptire」

しかもこれ、“自転車に乗って走る”ことを動力源として機能するものなので、電気も要らないのです。もちろん空気圧も設定可能。つまり…、

空気を自分で入れる必要なし!

ゴムでできたタイヤチューブは一見密閉されているように思えますが、少しずつ外へと空気が漏れています。そこで、「ぜんどう運動」の仕組みを利用して、空気を吸入したり、圧縮してチューブへと送ったりできるのがコレ。

腸の動きをイメージするとわかりやすいかもしれません。圧がかかったときに空気が注入され、圧が逃げたときに外気を吸入するというわけ。

開発者のBenjamin Krempel氏は投資者を募集中。2016年末にはクラウドファンディングで本格的に資金を募る予定です。製品化への第一歩は、26インチサイズの街乗り用を想定。重さは従来のチューブと比較して100-150グラムほど重く、空気圧は2.0-4.0 bar (30-60 psi)まで調整できる目論見です。価格はひとつ35-55ドル(約3,750-5,900円)ほどとのこと。

自転車のパンクは、その多くが空気圧を維持しないがために発生すると言われています。いざというときに自転車屋が近くになかったり、営業していなかったりと対処に困るケースもしばしばありますよね。そう考えると、これがあるだけで遅刻や帰宅難民化など、いろいろなリスクをグッと減らせるのかもしれません。詳細はコチラから。

Licensed material used with permission by PumpTire™
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。