半自給自足できる「アーバンなエコビレッジ」が、アムステルダム近郊に建設開始!

2016年夏から2017年にかけて、オランダのフレヴォラント州にある自治体アルメーレ市に、100軒の家が建設される予定です。目的は自給自足できるコミュニティを形成すること。

「ReGen Village(再生の村)」と呼ばれており、場所はアムステルダムから電車で20分、距離にして約30kmほど東に行ったところ。都市から近く、その近代的なビジュアルも目を引く要因に。

必要な食料の約50%を賄える?

エネルギーは、地熱、太陽光、太陽光熱、風力、バイオマスなどから発電。雨水や生活雑排水をリサイクルして、水産養殖(魚の養殖)と水耕栽培を掛けあわせたアクアポニックス(魚耕栽培)へと応用します。

魚耕栽培とは、魚の排泄物を植物の栄養分として利用し、浄化された水を再び魚へと還元する方法。

そのほか、空中栽培などと組合わせて農場の生産性を効率化し、水の使用量を通常の10%に抑えた上で、収穫量を10倍に増やせます。

試験的な運用ですが、アルメーレ市の場合、必要な食料の半分ほどは賄えるだろうと言われています。

料理をするときには、勝手口を開けて畑から新鮮な野菜を収穫するなんて暮らしを想像してみて下さい。

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