【笑顔になれる日用品】キッチンに立つのが楽しくなる「まな板」

「トントントン、トントントン」料理上手であろうとなかろうと、包丁がまな板にあたるあの心地いいリズムが嫌いな人はいないでしょう。あなたのまな板はどんな音がしますか?

手になじむ包丁があるように、まな板にだって愛着がわいて欲しい。そんな想いを込めてこの道具を紹介します。

生活に寄りそう
「いちょうの木のまな板」

「暮らしと自然を木でつなぐ」をコンセプトに、生活に寄りそうオリジナルの木製品をつくる岐阜県のクラフトメーカー「woodpecker」。イチオシは厳選した国産いちょう材の一枚板から切り出した「いちょうの木のまな板」です。

木目の美しさは言わずもがな。適度な厚みとやさしい曲線、窓際にしゃんと立つ柔らかいフォルムがいいでしょ?

生活に寄りそい世の中に貢献できるものづくりを目指したい。代表の福井さんに転機が訪れたのは、第一子を授かった記念に奥さまにプレゼントした、一枚のまな板がきっかけでした。なんでも「いちょうの木で」というのは奥さまのリクエストだったとか。

「使いやすくてデザインもGOOD、キッチンに立つのが楽しくなった」とは、もちろん奥さまの声。ともすれば一番身近の厳しい(?)ユーザーの評価で得たお墨付き。以来、woodpeckerの看板商品として、いちょうの木のまな板のファンは全国各地に広がっています。

特徴は、
柔らかく疲れにくい

ところで、木製のまな板はプラスチックのものと違って、柔らかいのが特徴。そのため使い込んでいくうちに、当然ながら包丁の刃で表面に傷がついていきますよね。たとえばこんな感じに。

でも、まな板と包丁は二つでひとつ。このやさしい刃当たりが包丁を長持ちさせ、適度に含んだ油分のおかげで水はけもよく乾きやすい。そして、包丁をしっかりと受け止めてくれるから、じつは木のまな板の方が疲れないという利点もあるそうです。いちょうの木のまな板がプロの料理人からも支持されているのも、こうした利点にあるのでしょう。そして、長く使いたくなる魅力がもうひとつ。

傷ついたらメンテナンス。
直しながらずっと使える

正しくお手入れすれば、ずっと使っていられるまな板。でも、ここでいう“お手入れ”とは「キレイなままでいること」ではありません。毎日使って、洗って、乾かす。その上で傷や汚れ、欠けをメンテナンスしていくことだと福井さん。それでも徐々にくたびれてきたら…、買いたてのころのサラサラした木肌に削り直してくれるのです。

こうしたアフターサービスも受け付けてくれるのも、このまな板が手放せなくなる大きな要素。もちろん多少の送料は掛かります。けれど、福井さんの言うように「木製品は直しながら使っていく暮らしの道具」、デイリーユースのまな板だって同じこと、では?

一緒に“お手伝い”も
楽しくなる!

こちらは新作「いちょうの木のこどもまな板」。包丁のあたりがやさしく、手にかかる負担も少ないいちょうの特性は、初めて包丁を握る子どものパートナーにぴったり。イラストレーター松尾ミユキさんのかわいいイラストとメモリ入りだから、きっと子どもも夢中になってトントントン、ですよね。

大中小と3展開のシリーズは、さらにその中でサイズと形が細分化されています。ファミリー層におすすめは「いちょうの木のまな板 3大」10,260円(税込み)。カップルなら、ひとまわり小さな「いちょうの木のまな板 3中」7,020円(税込み)がちょうどいいサイズ感。

オンラインストアには、他にも使いやすさと持ちやすさを追求したデザインがいっぱい。台所に立つ姿を思い浮かべながら、選んでみては。

そうそう、肝心の「トントントン」あの音は、以下の動画の中に登場します。目を閉じれば、いい香りが鼻の先を通り過ぎるかも。


Licensed material used with permission by woodpecker
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。