ドローン写真が集まるアカウント「Dronestagram」が想像以上にスゴかった

そこは、ドローンを使って撮影した作品だけが集まるアカウント。地上にいては、まず見ることができない色やかたちに気づかせてくれる鳥の視点は、いまや撮影手法のひとつとして完全に定着した感がある。

そこは、世界で最も美しい
ドローン写真が集まる場所

Dronestagram」には、文字通りドローンを使った空撮写真のみがアップされている。アマチュアからドローン操縦士、プロの空撮カメラマンまで。ヘリコプターや小型飛行機による空撮とも違い、低い高度を自在に飛べるドローンだからこそ見える世界が集結している。

「上空に行ってみるまでどんな光景が広がっているかは分からない。カメラマンはドローンの操縦をしながら、誰も見たことのない世界へと誘うようなレイアウトを考える必要があるため、信じられないほど難しいものなんです」

とは『ナショナルジオグラフィック』誌で、デジタルフォトの副ディレクターを務めるPatrick Witty氏の言葉。こうした玄人受けする“バードビュー”ばかりが集まる背景には、毎年この場から世界で最も美しいドローン写真が選ばれるから。

ナショジオが主催する
ドローン写真コンテスト
2016年受賞作品

ナショナルジオグラフィックが共同主催する「ドローンスタグラム」は、2014年より始まった、空撮写真を表彰する国際コンテスト。今年は世界28カ国から、およそ5,900点の作品が寄せられ、各部門の優秀作品が発表された。

以下は、「Travel(旅行)」「Sports Adventure(スポーツ・アドベンチャー)」「Nature-Wildlife(自然と野生動物)」のカテゴリに入賞した上位3作品。地上にいては決して感じることのできない、ダイナミズムが伝わってくる。

1st prize winner Travel Category
Francisco Cattuto / Dronestagram

2nd prize winner Travel Category
Todd Kennedy aka DragonEye / Dronestagram

3rd prize winner Travel Category
Karolis Janulis / Dronestagram

1st prize winner Sports adventure Category
Max Seigal / Dronestagram

2nd prize winner Sports adventure Category
Juan Pablo Bayona / Dronestagram

3rd prize winner Sports adventure Category
Tj Balon / Dronestagram

1st prize winner Nature-Wildlife Category
Micheal Bernholdt / Dromestagram

2nd prize winner Nature-Wildlife Category
Szabolcs Ignacz / Dronestagram
3rd prize winner Nature-Wildlife Category
Jonathan Payet / Dronestagram
Licensed material used with permission by Dronestagram, (Instagram)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。