本屋の公式Twitterアカウントに恋した女性。猛アタックの末・・・4年後にゴールイン!

顔を見たことがない相手に恋をする。映画やドラマの世界ではあり得るシチュエーションでも、実際にはこの上なく非現実的。けれど、映画化されても不思議じゃない、イギリスで本当にあったラブストーリーをご紹介。

Twitterで知り合った二人は、初めて顔を合わせるまで3年半の時間を要しました。

本屋の公式アカウントに
恋をした女性

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今を遡ること4年前、この物語の主人公で、サーカス団員として活躍するヴィクトリアさんは、自身のTwitterアカウントにこんな書き込みをしました。

well I'm in love with whoever is manning the @WstonesOxfordSt account. Be still my actual beating heart.(誰だかよく分からないんだけど、私オックスフォードストリート沿いのWaterstonesのアカウントに恋しちゃったみたい。もう胸がドキドキしっぱなし)。

「Waterstones」は、ロンドンにあるイギリス最大の書店チェーン。そこの公式アカウントで日々更新される文面に恋をした?ましてや誰が書いているかも分からないのに?

それでも、毎日アカウントをチェックしないと、心がどうにかなってしまいそうな自分の正直な気持ちに気づいたとヴィクトリアさん。「Metro」の取材に対し、彼女は当時の気持ちをこう振り返っています。

「各地を回る遠征ツアーの際も、いつだってWaterstonesのツイートだけは見逃したことがなかったの。社会風刺があってユーモアで、心から笑わせてくれるものだったから」

Pffft, Book nerds > dreamboats.(自分でも笑っちゃうけど、ステキな男よりも本オタクの方がよっぽど魅力的)。

アカウントがツイートすれば、すかさずヴィクトリアさんがそれに返信する。要するに彼女、この書店のアカウントにハマったフォロワーの一人だった、という訳。SNSの世界ではままある話ですよね、こう聞けば。

ところが、いつしか二人は公式アカウントを飛び越え、お互いのアカウントをフォローしあう親密な仲に。

出会いから3年半、
恋心に男性店員がうごく

ところで、公式アカウントに書き込みをしていたのがWaterstones店員のジョナサンさん。じつは彼、ミニコミ誌を出版し、自分でもライターとして記事を書いていることから、書き込みにおいても型にはまらない自由な書き口が許され、アカウント運用を任されていたと「The Guardian」が解説しています。

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ユーモアとウィットに富んだ彼のつぶやきは人気を呼び、ヴィクトリアさんだけでなく多くのファンがいたことからも、彼女の存在をまだ意識することは当初なかったと告白しています。そんな感じに、アカウントの中だけで静かなやり取りを重ねたふたりでしたが、いつしか彼女のアピールが、次第にジョナサンさんの心を揺り動かしていったようです。

あるとき、公式アカウントのフォロワーに「彼女が自分のことについて話していたことを教えて欲しい」というような、いわゆる“さぐり”を入れ始めたジョナサンさん。この彼の行動が耳に入ったことで俄然スイッチが入ったのが、アピールを続けてきた当のヴィクトリアさんです。

熱の入ったツイートが実を結び、ついに二人が顔を合わせる日が。初めてのツイートから、じつに3年半の月日が流れていたそうです。

初めて顔を合わせた場所は
彼の働く本屋さん

すでにお互いの個人アカウントをフォローしあうようになった二人。ヴィクトリアさんはツアーの合間を見計らって、彼が食べたくてしかたないとつぶやいていた話題のドーナツを買い込み、書店へと向かいしました。

当日の様子をコミカルに語るヴィクトリアさんの心境を「The Guardian」から。

「もう足はガクガク、頭は真っ白。やっとの思いで階段を登りきったら『どうされました?』って声が。目の前にすらっと長身の男性、それが彼だったんです。探しものを尋ねられたんで、『ハイ、これ』ってドーナツを差し出したんです」

ドーナツの袋を目にしたジョナサンさん、もしかしたらもう、彼女の存在に気付いていたのかもしれませんね。


そして、ついに結婚!
3万を超える祝福の「いいね」

初めてツイートした日からおよそ4年。ついに、二人は結婚へ。

Dear reader, I married him.(フォロワーのみんなへ。私、ついに結婚します!)

ほとんどドラマみたいな展開に、友人たち、Waterstonesのアカウントフォロワーたちからも一斉に祝福のコメントが寄せられたそうです。そればかりか、Twitterで知り合ったカップルが結婚にこぎつけた、と異色のカップルをメディアが一斉に取り上げ、二人のラブストーリーは、いつしか“奇跡”のようにひとり歩きを始める始末。

ありそうでいて現実には稀なこと。そう思っていたのはついこのあいだまでの話。今や出会いの場は必要なく、その機会さえあれば十分だったりして。

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Reference:Metro, The Guardian
Licensed material used with permission by Luna Photography
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