思わず足を運びたくなる「ストーリー」があるホテル10選

キラキラの最新ホテルはもちろん大好きだけれど、独特な個性を放つ、ユニークな歴史を歩んできたホテルの魅力はまたとっておき。

長い歴史の中で、様々な物語の舞台となってきたような場所。政治家や哲学人、作曲家といった人々が、絶えることなく訪れてきたスポットには、やはりいくつものエピソードが残されているもの。そんな、他とはひと味ちがうストーリーを歩んできたホテルのお話をいくつかご紹介しましょう。

01.
TAJ LAKE PALACE

インド・ウダイプル

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ジェームス・ボンド映画のファンなら、湖に浮いたこの宮殿にすぐピンとくるのでは?『007 オクトパシー』でロジャー・ムーアが、偽物のファベルジェの卵の裏を追ってたどり着くのがここ。

言い換えれば、18世紀に建てられたこの皇族の別荘には、映画の舞台を彷彿とさせるグラマラスな雰囲気が溢れている、というわけです。もちろん、サービスに徹底したタージグループのホテルとあれば、俳優どころか貴族並みのおもてなしが期待できるはず。

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02.
CHICAGO ATHLETIC ASSOCIATION

アメリカ・シカゴ

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この厳かなイタリアンゴシック様式の傑作建築は、かつてシカゴのエリート男子が集まる社交の場となっていたのだそう。クリスタルガラス、見事なマーブル模様の大理石に、繊細な木細工。もとからあったそんなディテールを見ただけでも、ニューヨークに拠点を置くインテリアデザイン会社、ローマン・アンド・ウィリアムズが手がけて当然と思える空間です。

メンバーでなくとも立ち入れるようになった今、上質なスコッチを嗜みながら、そのエレガントな雰囲気に身を委ねれば、ビジネスでもプライベートでも、大切な会話がしっかり楽しめそうです。

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03.
HÔTEL DA VINCI

フランス・パリ

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まずは、美術史において20世紀最大の犯罪人とも言える、ビンセンツォ・ペルージャの物語から始めましょう。ルーヴル美術館の元職員だった彼は、1911年、あの「モナリザ」の肖像の窃盗に成功。最初の数日は、このホテル内の、今日“アドラチュール(Adorateur)”と呼ばれる部屋に泊まり、隠れていたと言われています。

このホテルの公共スペースには、ヴェネチアンガラスを使ったランプや、ベネチア風カフェ、モザイクで囲まれたプールのデザインはダヴィンチへのオマージュになっていたりと、至る所にイタリアの影響が見られ、クラシカルなインテリアのアイデアを盗み取るのに持ってこいです。

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04.
METROPOLE HOTEL VENICE

イタリア・ベネチア

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孤児院、教会、ヴィヴァルディの教室、第二次大戦中は軍事病院と、これまで本当に様々な用途に使われてきたこのホテル。この30年間、この建物を所有してきたベッジアート家は、そんな伝統を大切にしたいと心から願っているよう。

今後それをどう反映するかは、乞うご期待。それまではとりあえず、多量のアンティーク機材や家庭用品が、ゲストの会話のタネになるはずです。

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05.
DUNTON HOT SPRINGS

アメリカ・コロラド州

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廃墟となっていた町を再開拓するなんて、いかにもアメリカっぽい心意気ではありませんか。ようこそ、コロラド州はダントンの町へ。採鉱の町として黄金期を迎えてから丸1世紀が過ぎた今、ブームこそ廃れたけれど、西へと旅する人はまだまだいるということで、経営者チームは自らの手でその(小さな)町を丸ごとリノベートすることに。

古いポニー・エクスプレス速達会社の営業所をフィットネスセンターに、酒場は近郊産食材にこだわったオープンキッチン付きのレストランに変身。もちろん、天然温泉は健在です。

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06.
CHATEAU MARMONT

アメリカ・ロサンゼルス
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ゲストブックに並んだ、これまでの滞在者の名前を見ただけで、あっと言わせるホテルもあります。

例えば、ジム・モリソンにドロシー・パーカー、チャールズ・ブコウスキー、ハワード・ヒューズにF・スコット・フィッツジェラルド、ティム・バートンにグレタ・ガルボといった面々が人生を謳歌した、ここシャトー・マーモント。反対に、ジョン・ベルーシが息を引き取った場所でもありますが…。

どちらにしても、そんな、ここを訪れた伝説的な人々こそが、華麗なるアンボワーズ城を丁寧に再現して造られたこのホテルの最大の魅力となっています。

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07.
L’HÔTEL

フランス・パリ

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作家オスカー・ワイルドが臨終の日々を過ごした場所と言われるこのホテル。最後までスマートな名言を残し続けた彼は、ここで「壁紙と私は生死を賭けた決闘に臨んでいるのだ。どちらかが、この世を去らねばならない」と発したのだそう。

彼の名前が付けられたスイートルームのほか、19部屋あるこのホテル。客室それぞれが異なるテーマとスタイルで仕上げられているから、何度でも訪れたくなりそうだけれど、それも悪くありません。こんな個性あるホテルは、もうなかなか造れませんから。

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08.
THE ROOKERY

イギリス・ロンドン

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英文学に詳しい人ならきっと、“ルーカリー”という言葉を聞いて想像するのは、汚れて歪んだ路地と酒に酔った様々な変わり者が住む安アパートが並ぶ、ヴィクトリア朝期ロンドンのスラム街。

けれど、複雑なクラーケンウェル地区の論理を通してその世界観を再現すると、完成したのはアンティーク家具と豪華なカーペットをあしらえた唯一無二のデザイナーズホテル。チャールズ・ディケンズの物語の登場人物になった気分で夜遊びしても、ここに戻ればきれいで居心地のいい部屋があなたを待っています。

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09.
LLOYD HOTEL

オランダ・アムステルダム

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もとは移民登録事務所として造られ、その後は難民センター、刑務所、アーティストの共同スタジオとして使われてきたこの建物。

ロイド・ホテルとして生まれ変わった今、人は自由に出入りできるわけですが、カジュアルに社交が楽しめ、様々なアイデアが飛び交いそうな公共空間と、客室に置かれたトップクラスのオランダ製家具に、思わず建物の中に居座ってしまいたくなりそうです。

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10.
HULLET HOUSE

香港

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かつて、香港水上警察の本部が置かれていたこの建物。現在は、贅沢なシノワズリをたっぷり取り入れた、品格あるクラシカルな雰囲気のホテルとなっています。

館内のグルメパブ「マリナーズ・レスト(Mariner’s Rest)」は、元からあった牢屋をバーの客席に利用し、そんな過去を堂々とデザインのヒントに。でも、ご心配は無用。超高級な設備施設と、手入れの行き届いた美しいガーデンに囲まれたここでは、囚人とは正反対に、大使にでもなったかのような気分に浸れるはずです。

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