「え、郵便ポストは黒だった?」知っているようで知らない日本のヒミツ

外国人に「なぜ日本は○○なの?」と質問されても、パッと答えられない自分がいる…。

そういう方も、決して少なくないと思います。

ここでは、日本に関する雑学を集約した書籍『日本人の9割が答えられない 日本の大疑問100』より、知られざる5つの雑学をピックアップしてみました。

外国人に聞かれたとき「あれって、じつはさ…」と教えてあげたくなるネタばかりです。

郵便ポストが
昔は黒かったってホント?

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明治初期、ポストの色は赤ではありませんでした。

郵便制度が始まった1871年に、日本で最初のポストが誕生。翌年の1872年には郵便局の数も増え、それにあわせてポストも増加しました。そこで、杉板を四角い柱のように組み合わせ、かどに鉄板を張って黒いペンキを塗った「黒ポスト」が作られたのです。その後、黒ポストは30年間も使われ続けました。

それがなぜ、現在の赤に変わったのでしょうか。理由は単純で、黒いと夜に見えにくいからです。1901年に火事に強い鉄製の丸型ポストに切り替えられたのと同時に、イギリスにならって暗がりでも目立つ赤色ポストを試験的に設置。評判が良かったことから、1908年に正式にポストの色が赤になりました。

日本の首都は
本当に「東京」?

じつは日本に正式な首都はないし、国家元首もいない。首都は事実上、東京とされていますが、じつは首都をどこに置くかを定めた法律はありません

明確に首都が指定されたのは、794年の平安遷都が最後、という解釈があります。

平安京に都があった平安時代のあとは、鎌倉幕府、足利幕府、江戸幕府と政治の中心は移り変わったものの、首都を定めずに現代まできていると考えられています。

日本で天皇は「象徴」、総理大臣は「行政府の首長」と定義されています。どちらが元首かを定めてはいません。

また、国技は相撲と思われていますが、じつはこれを定めた法律はありませんし、国花は菊や桜と思われていますが、これも定められていません。日の丸である国旗、君が代である国家に関しては、1999年に施行した国旗国歌法で、やっと定められたほどです。

日本語にはなぜ
漢字、ひらがな、カタカナが
混在しているの?

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ひらがなは、平安時代に漢字の音だけを示す文字として生まれました。和歌を詠むのに万葉仮名が生まれたのが、そのルーツです。

この万葉仮名が発展したのが、ひらがな。ご存知のようにカタカナも同じく平安時代に生まれました。日本に入ってきた外国文化を表現するために生まれた文字だと思っている人がいるかもしれませんが、そうではありません。

お寺で修行していた僧が、お経を読みやすくするために漢字の横に読み方などをメモ的に書いたのが始まりです。そのときに、漢字の一部を使った簡単な文字を考案し、それを使ってメモ書きをしたものが、カタカナとして広まったのです。

江戸前寿司の
発祥の地って?

江戸前で取れる魚で握ったのが「江戸前寿司」。「江戸前」と呼ばれるのは、江戸湾、現在の東京湾ですが、品川から葛西付近の漁場に限定されるエリアです。

江戸前の魚介類で握った「江戸前寿司」の発祥の地は、どこなのでしょうか。

江戸前寿司は、白米であるシャリの上に魚の切り身をのせた握り寿司で、考案したのは華屋与兵衛といわれています。

彼はそれまで江戸でも食べられていた押し寿司をヒントに、その場で握ってすぐに食べられる「握り寿司」を編み出し、岡持ちを持って街中を歩いて売って回りました。繁盛すると現在の墨田区両国に屋台を出して、商売を始めました。その後、「華屋」という店を構え、「与兵衛寿司」として売り出しました。これが評判を呼んで、他にも握り寿司を出す店が江戸中に広がったそうです。

つまり、江戸前寿司の発祥地は、墨田区両国とされています。

なぜ日本人は
電車でもお店でもきちんと
並ぶことができるのか?

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駅のホームで電車に乗るとき、きちんと整列乗車をする日本人の姿を見て、多くの外国人は驚くといいます。スーパーのレジでも銀行のATMでも、長い行列ができていても…礼儀正しく並ぶのが日本人。

小学校や中学校でも、学校内を移動するときや体育の授業など、きちんと行列を作ることをしっかり教え込まれてきました。家族で出かけても、たとえば電車に乗るときには整列乗車で降りる人が先ということを自然と学びました。駅やレストラン、映画館、スーパーなど、並んで自分の順番が来るまで待つという習慣が、学校と家庭の双方で教え込まれていたのですね。

これらのことが、日本人としてのメンタリティの形成に大きく影響したと言えるでしょう。

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