「平らな計量スプーン」一枚で四役

大さじと小さじ、本来であればその2種類さえあれば計量スプーンは事足りる、はず。ところが、レシピを開けばやれ「大さじ2分の1」だの「小さじ4分の1」だの、その実こちらが知りたい分量はかなり細かい。
ムダに軽量スプーンばかり増やしても仕方ない。となると、結局はいい加減、目分量で解決する? やっぱり、それも違う。

としたとき、このツールに一つの解決策を見た気がしました。

一枚で四役、
計りたいサイズに折るスプーン

結論、こういうこと。

折り込みの線と目安となる分量に合わせて、フラットなバーを必要なボリュームで、折り紙の要領で谷折りにする。これだけ。計量スプーンと聞いて私たちがイメージするフォルムとはまったくの別物。必要な分量さえ載せることができれば、もうヘッドが丸くカーブしてくぼんでいる必要さえないのかもしれません。

これが「POLYGONS」。

テーブルスプーン(大さじ)とティースプーン(小さじ)の2種展開。

言うまでもなく、収納に場所を取らない点も◎。

従来の計量スプーンでは、ハチミツなどの流動物をすくう際など、スプーンにこびりついて若干残ることがありました。その点、POLYGONSはフラット。洗う手間を考えても、こちらに分があることは明白。

唯一、難点を挙げるとすれば、日本とアメリカ、グラムとオンスで重さの単位に違いがあること。大ざっぱではあるけれど、私の場合は近似値をとって、テーブルスプーンを(大さじ)、ティースプーンを(小さじ)に置き換えて計っています。

2016年に実施したクラウドファンディングでは、目標額を大幅に超える出資金をゲットし、世界中のユーザーが今や遅しとその発売を待ちわびているのですが、現時点での開発者サイドからのリリースは、出資者順に送付する段階の様子。

当時の設定価格ですが、1本13ドル。公式サイトで進捗をチェック!

Reference: Polygons Design
Top image: © Polygons Design
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。