理想が高いわたしにも、「許容するかどうかの境界線」がある。

これは、NYの女性ライター・Zara Barrieが恋愛から得た教訓の数々。刺激的ながら共感できる部分も。こんな男性を、あなたは許せる?許せない?

わたしはこの10年、ありとあらゆる男と寝た。“完璧な人たち”は退屈だ。そんな人よりも、2万円のオモチャと楽しく過ごしたい。経験上、黒い歴史がない男の子は、女をどうやって喜ばせていいのかをわかっていない。

いつだったか、マッチングサイトで「理想が非現実的だ」と言われた。嬉しかった。言われるがままだった過去を持つ身としては、進歩したものだと思ったのだ。高嶺の花でいることにハマっていた。

姉のようになりたかった。彼女を満足させられる人なんていないと思う。だけど、その分半端じゃなくいいオンナだ。わたしだって外見で引けはとっていないとはいえ、元々高望みするタイプではないし、人のダメなところが嫌いになれない。

メッセージを送ってきた男は正しい。わたしの要求は厳しかったから。ただし、許容できることはある。

“仕事で成功してない”。

受け入れる。

わたしはキャリア志向かつ極めて野心家だ。成功している人に対して魅力を感じる。ハツラツとした人が好きだし、仕事の話をしてくれる人に興味を持つ。

と言っても、いま成功していなくてもOK。たいてい独創的でパワフルな人は、後々その分野で成功を収める。いくらリスクを取ったって一夜で成功するとは限らない。

“野心がない”。

許せない。

夢のキャリアを手に入れている必要はないけれど、大胆な野心は必要。わたしには夢がある。

身を粉にして努力して成功を掴んだとして、便乗してくるような存在は腹立たしい。ナルシストに聞こえるでしょう。でも、真実だと思うわ。

“過去に問題がある”。

魅力的な人ほど、フクザツな過去を乗り越えてきている。

若いときの行動を持ち出してああだこうだ言う人を、みっともないとは思わない?そんなことに熱意を燃やす人を、わたしは好きになれないな。

“過去を今の言い訳に使う”。

暗い過去があってもいい。ただ、それを免罪符として使うなんてーーね。

“ウダウダ悩む”。

賢い人に惹かれる。そして、聡明で創造的な人たちほど葛藤している。

不安にならず、落ち込みもしない…そんな人は鈍感なだけだ。知らずにいられることは幸せでしょうけれど。

“助けを求めない”。

気持ちの面で色々と悩むのはアリ。でも、解決するための努力をしない人には共感できない。

悲しんでいるだけで生活を改善しようとも思っていない人を、気にしている余裕はないもの。

“嫉妬する”。

わたし自身、四六時中嫉妬している。現在進行形だ。お金を持っている人に嫉妬したり、スタイルのいい女の子を見て「あと5キロ痩せていたら」と比較している。

大切な人がいれば、魅力ある人に奪われる心配をするのは当然のこと。それは人間らしさでもある。

“嫉妬心で相手を縛る”。

嫉妬するのは構わない。だけど、コントロールはするべきだ。束縛する相手には視界から消えて欲しい。

わたしは、この残酷で冷たい世の中から抜け出そうと必死に頑張っている。だから、誰にも邪魔されたくなんてない。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。