11月の満月は、スーパームーン!14日(月)は、夜空を見上げてみましょう。

月が美しい季節です。太陽のひかりの時間が短くなると、月灯りが広がり、穏やかで長い夜がはじまります。月は、私たちのこころを、静かに内省に導いてくれる存在です。毎日の暮らしで、外へ飛び出したたくさんのエネルギーを、ゆっくりと内側に座らせるように、からだを落ち着かせる。そんな11月にしていきましょう。

スーパームーンを見てみよう。

秋は、月が満ち満ちて、自然界のエネルギーが高まる時と言われています。10月最終日の新月から、11月14日(月)の満月へ向けて、月はどんどん膨らんでいきます。この、満月の日。夕方17時過ぎから、朝方6時過ぎまで、大きな月(スーパームーン)を見ることが出来ます。

スーパームーンとは、地球の周りを楕円(だえん)状にまわっている月が、地球にいちばん近づき、更に満月になることを言います。普段の満月よりも、最大14%も大きく見え、明るさも30%明るく見えます。

月の満ち欠けは心の満ち欠けのようなもので、月が満ちるときというのは、コップに水が満杯になるようなタイミングです。さらに、スーパームーンと言ったら、大きな節目となるタイミングのように思えますね。

月の出を確認しましょう。

国立天文台が発表している月の出と月の入り時間は以下のとおりです。

■11月14日(月)月の出 16:40 月の入 5:19

じわじわと冬に導かれるような冷え込みを感じながら気持ちが静まってくる今日この頃。秋空のようにすっと心地良く、実り豊かなこの季節特有のエネルギーが感じられます。来年へと切り替わっていく時間の流れを感じながら、いまの自分の内側に意識を向けて、夜空を見上げてみましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。