旬の魚「タラ」はお鍋だけじゃもったいない!

お鍋の季節に活躍する魚の代名詞といえば、タラ。淡白な味でどんな料理とも合わせやすいはずなのに、いつも鍋モノばかりになってしまう人。こんな料理はいかがでしょう。タラのオイル煮「バカラオ・アル・ピルピル」、知ってます?

タラのうま味を
オイルにからませて

新鮮なタラをオイルでじっくりと煮込む、スペイン・バスク地方の名物料理です。ピルピルとは、加熱の際にタラの水分が身から出てきて「ピルピル…」と音がすることから名がついたんだそう。

なんとも可愛らしい表現ですが、じつはこの水分が味の決め手。タラのうま味とオイルが乳化することで、なめらかで味わい深いソースとなるのです。余分な水気が抜けたタラの身はキュッと締まっておいしさUP。ワインとともにどうぞ!

<材料:2~3人分>
・真ダラの切り身:2切れ
・ニンニク:1かけ
・パセリ:適量
・輪切り唐辛子:小さじ1/3
・オリーブオイル:大さじ4

<つくり方>

真ダラの切り身はひと口サイズに切ります。ニンニクは薄切り、パセリはみじん切りに。フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて弱火で熱し、香りが立ったら真ダラの皮目を下にして入れ、輪切り唐辛子を加えてゆっくり揺すりながら15分煮ていきます。

味見をしてみて塩気が足りなければ、お好みで塩をふって味をととのえて。刻んだパセリを仕上げに散らせば、彩りが良くなり食欲をそそりますよ。 

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。