「同性婚でも愛は愛」。サプライズプロポーズに込めた想い

ニコさんとマイケルさんは、恋人同士。このジムで出会ったふたりは、今日も仲良くトレーニングをしています。

突然はじまった
賑やかなフラッシュモブ!

すると突然ビヨンセの曲がかかり、トレーニングをしていた女性たちが踊り出したのです。

ひとり、またひとりと増えていく参加者。はじまったのは、とってもハッピーで賑やかなフラッシュモブ。

その楽しげな様子が気になり、マイケルさんもトレーニングは一旦中断。

一方のニコさんは、どこか緊張した面持ち。そして...

みんなの中に入って、ダンス!それもそのはず、このフラッシュモブを仕掛けたのは、ニコさん本人だったのです。

狙っていたのは
サプライズプロポーズ

ダンスが終わると、ニコさんはマイケルさんの前にひざまずきました。

「心から愛している。君みたいな人に出会ったのははじめてだよ。聞きたいことはひとつだけ。僕と結婚してくれるかい?」

照れながらも「Yes」と答えたマイケルさん。ふたりは熱いキスとハグを交わしました。

同性婚はまだ認められて
いないけれど「愛は愛」

しかし彼らの住むオーストラリアでは、まだ同性婚は法的に認められていません。このフラッシュモブには、そんな現状へ疑問を投げかける意図もあったと言います。

「どんなセクシャリティを持っていようとも、愛は愛だってことを示したかったんだ。ビヨンセの『Love on Top』と『End of Time』を選んだのは、それが理由さ。いつか歳をとったとき、マイケルと一緒に振り返れるように、何か思い出になることがしたかったんだ。ふたりがおじいちゃんになっていても、子どもの前で踊れたらいいなと思うよ。

そして、すべてのゲイの人たちへ。愛を信じることを止めないで欲しい。いつか愛が、君を見つけてくれるから」

ちなみに、このサプライズは2ヶ月ほどかけて準備したとのこと。「お互い、隠し事はナシにしようって話しているからとても大変だったよ」とは、ニコさんの言葉。そして数ヶ月後にはマイクさんの両親にも報告をして、無事「Yes」をもらえたそうですよ。

Licensed material used with permission by Kate Elizabeth-Proposal Planning & Special Occassions
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