おばあちゃんと一緒に朝ごはんが食べられる。世界一ほっこりの「360°VRムービー」

今となってはすっかりお馴染みとなったVR。それが何を指すかは、改めて説明する必要もないだろう。

ただし、ここで紹介するコンテンツは、少々補足が必要かもしれない。バーチャル・リアリティーなのは間違いないのだが、バーチャン・リアリティーという新たな概念も含まれているからだ。

地元を恋しく思う
すべての人へ

この『あわじ国バーチャン・リアリティ』は、田舎に帰省し家族と一緒に食卓を囲む疑似体験ができる、癒し系VRムービー。朝はおばあちゃんと、夜は大家族の中で、ほっこりした気持ちでごはんが食べられる。

ちなみに「あわじ国」とは、兵庫県南あわじ市のPRとして生まれた架空の独立国家。それゆえ、登場するおばあちゃんはもちろん関西弁だ。その他の地方出身者にはやや違和感があるかもしれないが、おばあちゃんがもたらす安心感は全国、いや万国共通なので問題なし。

それでは、心温まる食卓へ。360°ムービーなので、PCで見ている人は、スクロールして周囲を見渡してみよう。縁側には、あなたの帰省を楽しみにしていたおじいちゃんの姿も。

朝ごはん篇

夜ごはん篇

「孤食」を食い止め
食事をより美味しくするために

かなりゆるい雰囲気のコンテンツだが、制作のきっかけはいたってマジメ。そのギャップが、これまたイイ。

現代の日本では、一人で食事をする「孤食」が増えているそう。働いてクタクタになって帰宅したのに、夕食が一人だと、寂しいし楽しくない。さらに、簡素な食事になりがちで栄養が偏るなど、心身両面への影響が懸念されている。

食料自給率170%を超える豊かな食の国として、あわじ国はそんな孤食を食い止め、実際の食事をより美味しく味わうことのできるコンテンツを開発したいと考えたのだとか。

「VRビューアー」で
もっとコンテンツを楽しむ

南あわじ市では、ふるさと納税の申込者の中から先着200名に、簡易VRビューアー「ハコスコ」をプレゼントした。これさえあれば、ふるさとのシンボルとも言えるおばあちゃんとの食卓を、より楽しめることは間違いない。

孤食が多いビジネスマンや一人暮らしの学生、そのほか、地元を恋しく思うすべての人へ。おばあちゃんの温もりよ、届け。

Licensed material used with permission by あわじ国バーチャン・リアリティ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。