旅行の荷物は、近くのカフェに預けよう。手ぶら観光のためのサービス「ecbo cloak」

個人的に、大きな荷物を抱えたまま観光することほど、ストレスフルなことはない。

「何度か訪れていて土地勘がある」または「バックパックを背負っている」。そんな状況ならまだマシ。最悪なかけ算は、初めての場所×スーツケースだ。片手で荷物を持ちつつ、もう一方の手でスマホを使って位置情報を検索なんて、考えただけでも息苦しい。こんな時に雨が降ろうものなら、いったい何で傘をさせというのだろう。

さて、「やっぱり手ぶらって最高だよね」ということを再確認したところで、こんなサービスの紹介を。

「荷物のない世界」を目指して

ecbo cloak(エクボクローク)は、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店(カフェやショップなど)」とをつなぐシェアリングサービス。預けたい場所を検索し、オンライン予約。荷物を預けて、受取り時に決済というシンプルな流れだ。

「コインロッカーでいいじゃないか」、なんて声が聞こえてきそうだが、どこにあるか、空いているかがわからないうえ、ようやく見つけたのに大型荷物が入らないというケースだってあり得る。

しかし、ecbo cloakなら、どの店に預けられるかがリアルタイムで確認可能。目的地までのルートを最短距離で教えてくれ、もちろん大型荷物でも預けられる。さらには、その土地で生きる人ならではの情報が手に入ったりも?

徐々に対象エリアを拡大!

手荷物なら300円/日、スーツケースなら600円/日とお手頃プライス。両者は、最大辺が45cm以内に収まるか否かで分類されるそう。

現時点では、渋谷と浅草が対象エリア。2017年内に都内全域、そして京都・大阪へとサービスを拡大する予定だとか。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。