耳を傾けておきたい。人生を安定飛行する「節約タイプ」の声

Elite Daily」に寄稿する女性ライターBrittney Kniesさんは、30代の頃に2度ほど真剣な交際を経験したものの、その両方がお金の問題で破談になったのだとか。

金銭問題で別れが来るのは悲しいことですが、実際にそういうカップルが多いのも事実。「大事なのは愛」とは言っても、愛が経済的な問題まで解決してくれるわけではありません。

パートナーとちゃんとした関係を築きたいのなら、お互いの金銭感覚や経済状況を共有しておくことは不可欠です。今や貯蓄家になったというBrittneyさんが、忘れてはいけない「4つの考え」をまとめています。

01.
本当に欲しい物のためなら
じっくり待つ

ミレニアル世代の人って刹那的な快楽を求めるって言うけど、貯蓄家はじっくり待つことで自分のほしいものが手に入る、ということも知っています。

たとえば、新車を購入するためにローンを組んで、価値が下がっていくことがわかっているものにお金を払い続けるようなことは避けているんです。なぜなら、お金をドブに捨てるようなものだから。

買い物をするのは、ちゃんとその金額を払えるだけの余裕が出来てからでも遅くありません。今すぐ欲しいからって、無駄なお金を払うことは得策ではないのです。

02.
節約中も
お金を使う楽しみは忘れない

確かに節約が好きなんですが、度が過ぎると「何がなんでも自分の貯金額を増やさなきゃいけいない」っていう脅迫観念にとらわれることがあります。お金を稼ぐ目的のなかには、お金を使う楽しみも入っているはずですが、ついそれを忘れがちに。

だからこそ、貯蓄型の人は「お金を使ってもいいんだ」って誰かに思い出させてほしいって思っています。旅行をしたり、大好きなバンドのライブに行ったり、価値のあることにはお金を使う、という気持ちを忘れずに。

でもそれと同時に、浪費型の人には自分と同じ考えを少しでも共有してほしいとも思っているんです。お互いの考え方を知って、バランスが取れるのが一番。

03.
経済的な安心感は
本当に大切

お金を貯める一番の理由は、やっぱり経済的な安心感がほしいからです。何かあったとき「お金がまったくない」っていうのは大問題。浪費型の人が、緊急時のことを何にも考えずに、Appleの新作とかをどんどん買っていると、見ていてドキドキしちゃいます。

「綱渡りの生活でも大丈夫」って言う人もいますが、私たちはそういうタイプではありません。

たとえば、家財が壊れたときの修理代とか、子どもの教育費とか、老後のお金とか…。そういうお金の心配をせずに生きられたほうが良いと思いませんか?

04.
すべては将来のため

どうして、こんなふうに一生懸命お金のことばかり考えているのかと言ったら、それはふたりの将来をより良いものにしていきたいからです。もちろん、かっこいい車とか家とか、最新のスマホとか、そういうものがあったら楽しいはず。私だって欲しいって思います。

でも私は、日々のお金の心配をしなくて済むとか、貯めたお金で年に1回は旅行に行く、っていう生活を選んだんです。確かに、もう少し色々なモノに囲まれた生活も素敵だけど、より良い未来が待っているって思ったら、私はそっちのほうが理想だから。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。