真っ裸な自分自身を愛そうよ!カナダ雑誌の特集『Love Your Body』がヤバい

カナダの人気雑誌「NOW」の年始特集『Love Your Body』が巷で話題になっている。母乳を飲ませる母、全身火傷を負った男性、タトゥーだらけの女性、大きな手術跡が残る男性…が見事な脱ぎっぷりを魅せているのだ。

今回、3年目を迎えることになった『Love Your Body』で惜しみなく裸体を披露しているのは、驚くかもしれないが、全員が素人モデル。でも、それに輪をかけて興味を惹かれたのが、それぞれの人生観だったー。

不快感?
子どもの命を
守っているだけよ!

「公共の場でベイビーに母乳をあげるのは不快だから隠れてやるべきだ、っていう報道があったの。頭にきちゃったわ。私たち母親は、子どもの命を守っているだけなのよ」- Heidi Hawkins, 声優 -

 性的暴力の被害者なら
戦わなければ

「もし、あなたが性的暴力の被害者であるならば、勇敢に戦わならなければならないわ。あなたはポルノスターでも、売春婦でも、とりわけ性欲が強いわけでもないのだから」- Jsasbina Justivce, ポルノパフォーマー

自分が社会の一部だって
感じることが必要さ

「大火傷を負ってからは、俳優に戻れる気がしなかったんだ。だって、僕のような人を舞台やスクリーンであまり見ないだろ。時々、自分自身を確かめたり、自分が社会の一部だっていうことが感じられるー人生にはそれが必要なんだよね」- Prince Amponsah, 俳優

女性の前でシャツを脱ぐ
ことは大事な瞬間なんだ

「大きな傷跡がある僕にとって、女性の前でシャツを脱ぐことは大事な瞬間さ。必要になるまではデート相手にだって、癌のことを話したりはしないからね」- Ted Hallett, 作家

自己愛のメッセージを
広めたいの

「まだ、多くの人々が自分自身を愛する価値がないと思い込んでるわ。私はそんな人のために闘い続けて、自己愛のメッセージを広め続けたいのよ」- Jewels Mazzei, 活動家

裸体主義を受け入れたよ

「僕は、裸体主義を中心した文化を受け入れたんだ。だって、自分の肉体は大丈夫っていう自信があるからね」- Paul Lancaric, 声優

肉体を通じて
様々なことを伝えられる

「ほら、私は、自分の肉体を通じて、様々なことを伝えることができるのよ。植民地制度の500年間に起きたことだけだけでなく、今、何が起きているかについてもね」- Monique Mojica, 女優 / 脚本家

なんで、裸?と思ったかも知れないけれど、実は、『Love Your Body』には次のような深いメッセージが込められている。

「人種や肌の色や言語が違うのは、多様性。様々なバックグランドを持ったそれぞれみんなが素晴らしいんだ。まずは、自分自身を愛すること。さあ、皆、真っ裸な自分自身を愛そうよ!」

そうだよね。誰の人生だって一度きり。だったら、僕はこう信じたいんだ。

「一番大事なのは、自分のことを自分自身が愛せるように自分らしく生きること」だって。

Licensed material used with permission by NOW Magazine
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