ピクルスに火を通せば、主役級のおいしさになる

ピクルスって、好き嫌いがはっきり分かれる食べ物ですよね。好きな人は一度にいくらでも食べることができるでしょうが、あのままカリカリと食べるほかは、ピクルスを使った料理ってほとんど聞きません。でも、あるんですよ。

ドイツの家庭料理に「ルーラーデン」という、牛の薄切り肉でピクルスなどの野菜を巻いてつくる煮込み料理があります。お肉をほおばったとたん、中から染み出してくるあのピクルスのジューシーなうまみ。ピクルスに火を通す、こんなレシピです。

〈材料:2人分〉

玉ねぎ:1/4個
きゅうりのピクルス:1本
ベーコン:3枚
牛ロース薄切り肉:6枚

マスタード:大さじ1
小麦粉:適量
バター:5g
塩こしょう:適量

A ビール:200ml
A しょう油:小さじ2
A 砂糖:小さじ1

〈つくり方〉

玉ねぎときゅうりのピクルス、ベーコンはすべてみじん切りに。牛ロース薄切り肉にはマスタードを塗り、みじん切りした材料を手前にのせて、くるくると巻いていきましょう。巻き終えたら表面に小麦粉を軽くまぶし、バターを熱したフライパンで“とじ目”の方から中火で焼いていきます。そこにAを加え、弱火で煮込むこと約20分。水気がなくなったら、仕上げに塩こしょうで味をととのえ完成です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。