BICライターは、色味だけじゃなく、生産国で選びたい!

昔から〈BIC〉ライターが好きで、タバコ屋さんへ行くと、つい手が伸びてしまうんです。アイスキャンディのような、ポップな色合いがかわいいですよね。

僕は、買うときにいつも生産国をチェックするんです。裏側を見てみてください。どこの国で製造されたか刻まれているでしょう?

以前、旅先の南米で、“made in brazil”と刻まれた〈BIC〉ライターを見つけたんです。それまで生産国なんて気にも留めなかったのに、「〈BIC〉ってブラジルで作られているんだ!」と感動して、それから欠かさずチェックするようになりました。

調べてみると、〈BIC〉ライターは歴史が古くて、今では160か国で販売されているそうなんです。作られた場所によって、それぞれの国名が刻まれているんですよね。

もともとはフランスで生まれたメーカーなので、日本では“made in france”表記をよく見かけるのですが、たまに“made in spain”を見かけると嬉しくて思わず買ってしまいます。スペイン製はフランス製よりも出回っていないのでレアなんです。

注意深く見ていると、色味も生産国によって若干異なるんです。デザインも格好良いので、愛煙家じゃなくとも、コレクターは意外と多いんじゃないかなあ。

かわいくて高品質なのに、使い捨てライターの佇まい。こういうところが〈BIC〉らしさであり、魅力なんだと思います。

周東直輝/「LIFE SPICE SHOP」店主
代官山LIFE SPICE SHOPにて「日常にスパイスを」をコンセプトに、インドカルチャーであるチャイを通して、特別な時間を提案しています。本場インドで学び、独自にブレンドしたスパイスで淹れる「マサラチャイ」ぜひお試し下さい。
lifespiceshop.com

Photo by 元家健吾

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