酔っ払って始まる「恋愛」がサイアクな結末を迎えるワケ

私の恋愛関係のほとんどは、フラフラで千鳥足になった「お酒の場」で作られているの。

本当に若いころからクラブ通いばかりで…。私が誰かと付き合い始めたのは、お酒を飲んで遊び始めた時期と一致しているくらい (でもこれは驚くべきことではないわ。お酒は、後先考えない無謀な恋愛の元凶だから)。

これは「Elite Daily」の人気ライター、Zara Barrieの言葉。レズビアンを公言する彼女のリアルな体験談は、一見の価値ありです。

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キスした瞬間「電気が流れる」
なんて大げさだと思ってた。

あれは私が18歳のとき。相手は南カルフォルニアのカレッジパーティーで出会った女性だった。

黒いパーカーを着た、アンジェリーナ・ジョリーのような唇の、ブロンドで青い瞳をした彼女を見たとき、私はプラスチックボトルに入った安いテキーラで酔っぱらっていた。彼女はタバコをくわえながら踊っていて、とても魅力的だったわ。

「私はザラよ」と、話し掛けたの。

すると彼女は「ヨーロッパで買ったアブサンがあるんだけど、飲む?」。

酔っぱらったティーンエイジャーみたいに、私たちはロマンチックな場所を見つけて、アブサンのボトルを交わしながら、誰にも言えない秘密の話を始めたの。その日は凍えるように寒くて、彼女は私の体に腕を回して温めてくれた。

そしたら突然、あらゆる感情が私を襲ってきた。
セクシャル、胸騒ぎ、不安、絆、情熱…。

酔うほどにそれらの感情は大きくなり、最終的には私の全身を飲み込むほど、巨大なものになった。

そして午前2時、私たちはキスをした。唇と唇が触れた瞬間、私は自分のなかで何かが変わるのを感じたの。人生の中で、この時ほど「リアル」を感じた瞬間はなかったわ。

恋するふたりの間には「電気が流れる」って、誰かが言っているのを聞いたことはあったけど、正直そんなの大げさだと思ってた。

愛はリアルなもので、アブサンのボトルを握っている私の身に起こった出来事。

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翌朝の私は、ひどい二日酔い。体中のすべての水分が抜き取られたように感じたわ。暖房の効きすぎた古いアパートで、しおれかけた植物にでもなったようだった。

それから間もなく、言いようのない不安に駆られたの。あの女の子とのキスの瞬間を…。

あれはまるで花火のような体験だったし、今にも爆発しそうな瞬間だった。彼女の顔をはっきりとは思い出せないくらいなのに、彼女が与えてくれた感情ははっきりと覚えていた。

耳の中で、恐怖が大きな叫び声を上げた。

「もし彼女が、私と同じ気持ちじゃなかったらどうしよう…」

唾液が濃くなるように感じて、思わず吐きそうになった。

「この衝撃的な気持ちが、ただの一方的なものだったら…」

彼女のことをまだよく知らないけれど、恋してしまったことは明白だったの。

私は、シラフの世界を
恐れている。

それから6ヵ月。私たちはメロドラマみたいな、くだらない泥酔シーンを繰り返すだけで、ふたりの関係がそれ以上に発展することはなかった。同じ映画を何度も何度もリプレイしていることに気付けないほど、つねに酔っぱらっていた(知ってると思うけど、酔っ払いって何回も同じ行動をするの)。

こうなった原因は、ふたりの関係がお酒に酔った状態で始まったことにあると思うわ。だって会うときはいつも、人生最後の日かのように我を忘れて浮かれていたんだもの。酔った状態で恋愛を始めると、だいたいこんなパターンを辿るの。

テキーラは私たちのためのお酒よ!お互い酔ってるし、愛し合ってるし、どちらも正気を失ったまま求め合っているのだから…。もっともっとお酒を飲むの。  

服を脱いで、あなたの部屋の安っぽいシーツの下で身を寄せ合って、次の日の朝には曖昧にしか覚えていないようなセックスをする。そして一緒に目覚めて、若くもろい体からアルコールの毒素を抜きながら、最悪な不安の波を感じる。

でも次の瞬間、私は息が出来ないほどにあなたの体を抱きしめる必要があるわ。なぜなら、私はシラフの世界を恐れているから。それに、二日酔いになると「恐怖」は私をさらに衰弱させて、心を麻痺させる。

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お酒を飲んだあと、私は自分のことが本当に嫌いになる。だからこそ「大丈夫」という大きな安心感が必要なの。でも二日酔いのときは気分が悪いから、あなたもそんな私にイライラする。そんなの、ケンカに発展して当然よね。

お互いにバランスの取れた精神状態ではないので、ケンカを繰り返してばかり。ふたりとも不安定で、心もとなく、死にそうになっているとき、適切なコミュニケーションなんて取れるはずがない。

でも時間が経つと、私たちはまたお酒を飲んで、お互いに強烈な感情を抱くの。なぜなら、お酒は見知らぬ人を愛しているかのように、あなたを錯覚させるから。

お酒には、シラフのときに接したことのない人でも「運命の人」だと思い込いこませる力がある。現実にフィルターをかけて、抑圧されていた感情を解放し、リアルと繋がっていない気持ちを生じさせるの。

でもある朝、二日酔いのあなたは、酔った自分が作り上げた幻想が「現実世界では有害だ」ということに気付く。

あなたは正気を取り戻し始め、自分とパートナーとの激しい感情が、すべてお酒が原因ではないか、と疑問に思い始める。そしてあなたたちは、どんなときでもケンカをするようになる。二日酔いのときだけじゃなく、お酒を飲んでいるときでさえも。お酒による幸福効果は、しばらくすると消えてしまうの。

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ある日、身動きが
取れないことに気づくの。

そしてあなたたちは、シラフの状態でも一緒に過ごそう、と決意する。でも、酔っていないときに生じる感情は、残念ながらそれほど強烈なものには思えない。

それに、セックスも爆発的なものは感じない。

シラフなおかげで昨日のことも翌朝しっかり覚えていますが、曖昧でスリリングなものではない。それは、オペ室の光に照らされたように、はっきりと思い出されるの。

さらに、不安感や心もとない感覚は、もう生まれない。なぜなら、二日酔いで死にかけてはいないから。すると、徐々にあなたの自立した生活が戻ってくる。

そして数週間後、ついにあなたは悟るの。シラフでそのパートナーと過ごすことはできないし、自分が感じていた感情、つまり人生を変えるかのように思えた感情はリアルなものではなかった、と。

それらの感情は、お酒の副産物にすぎない。あなたは心から「愛」を求めていて、初めて目にした温かさに愛を投影してしまったの。お酒は、その愛がまるでリアルかのようにあなたを錯覚させる。

18歳のころから、私はこのような破滅的なパターンの恋愛をいくつか繰り返してきた。

でもこれは、多くの人が陥りがちだと思う。初めて誰かと知り合うとき、シラフだと緊張するから、お酒が欲しくなるの。

一緒にお酒を飲むと、温かくて刺激的な感覚が生まれて、まるで恋人同士のようにダンスフロアでイチャつき始める。そして半年後には、いつの間にか恋人同士になる。

でもある日、あなたはよく知らない誰かと身動きが取れなくなっていることに気付き、嘆き始めるの。

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「リアル」こそ
世界で一番大切なんだ。

つまり、安定した精神状態で恋愛をスタートすることがとても重要なの。酔ったときの感情は、リアルの感情ではない。

シラフでキスをしたとき、疾風のような変化を感じることができれば、そのキスこそ「大きな何か」を意味してる。

もちろん、お酒の力なしでそういう大きな感情を抱くことは稀よ。でも、本当にそんな感情が芽生えたなら、すぐには消えず長続きするはず。それに、リアルな感情は、酔った状態の感情よりも「人生を変える力」を持つと思う。

お酒は、あなたにこれまで味わったことのない感情をもたらすかもしれないけど、あなたの感覚を鈍らせもする。その一方で、すべての感覚を使って愛を感じることは、他にはない体験。

シラフで自分の気持ちを確かめたあとにパートナーと一緒に酔っぱらったら、お酒によるケンカと、本物のケンカの違いを見分けることができるわ。

結局のところ「リアル」こそが、世界で一番重要なもの。自分の愛に自信をもつことで、あなたはお酒からは得られない「高み」に到達することができる。

何よりもリアルには、失神や、失望、二日酔いが付いてこないしね。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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