連休明けの憂鬱さも、考え方しだいではポジティブになるかもしれない。

連休が終わりに近づいていて、憂鬱に感じている人も多いだろう。しかし、こうポジティブに考えてみてはどうだろうか?これまでの生活習慣をリセットすることができる、と。

ここでは、そのためのヒントを紹介。Matt Valentineさんは4年前に朝の過ごし方を見直してから、生産的な日々を過ごせるようになったという。例えば、単に「瞑想をする」ならよく聞く話だが、彼の記事は工夫を重ねた上でまとめられている。

ちなみに、紹介する7つすべてを行う必要はないそうなので、自分に合う項目どれか一つを続けてみてほしい。

01.
お茶を使った瞑想で
朝から気分をスッキリ

起きてすぐに瞑想するのだが、座る姿勢になるとまた寝てしまうということがあった。 そこで、お茶を使ったシンプルな瞑想を取り入れたら変化が起きた。ほとんどの場合は緑茶を飲んでいる。これは自分自身が今まで飲んでいたし、目を覚ましてくれるカフェインが含まれているからという理由がある。飲んだ後は、うたた寝することなく座っていることができるから効果はあるはず。

私はこれをティーメディテーションと呼んでいて、一日の中でもお気に入りの時間だ。けれど注意深く何かをやっていれば、全てのことはメディテーションになる。だから、ただお茶を飲むことに集中するだけで、他には一切ないのだ。お湯を沸かしたり、お椀を取り出したり、お茶をいれたりする全ての過程で注意を傾けながら取り組む必要がある。出来上がったら、静かな場所に座り、人生は「今」だけしかないかのようにして飲むのだ。まるでそのお茶を飲むことが、世界で一番大事であるかのように。

お茶を持って座る時、まず自分の目の前に置いて両手を合わせて感謝する。貧困にあえぐ人たちがいる中で、飲めることに深い感謝の気持ちを表すようにしている。そして、意識を集中させながらゆっくり飲む。私は普段、数杯は飲んでいる。だけど、飲みたいだけ飲んで良いのだ。一杯しか飲まず、初めから終わりまで10〜15分しかかけずにやることもできる。終わった後もまたお茶に感謝する。これは一杯飲むごとにやっている。 (コーヒー好きの人は、コーヒーでもいい)

02.
一番のオススメは座禅

朝にだいたい45分〜1時間のあいだ座る(時には2回やることも)。最初は5分しか座ることができなかったが、時間が経つにつれてのびていった。無理して長くしたわけではなく、自然とだ。

このリストにあることを1つだけ毎日、献身的にやってもらいたいとすれば座禅。他のことは変動してもいい、でもこれは日々行えることの中で最も効果的なもののうちに入る。だからこそ座禅から多くを得たければ、コンスタントに行うべきなのだ。

03.
クリエイティブな
自分と向き合う

朝は創造力をほぐすには最高の時間。実践していく中で、徐々に自分自身を1つにしていき、自然とその瞬間を表現しようと願うようになる。芸術とは元々そのようなものなのだ。朝の静寂は自分自身を見つめて、周りの世界との深いつながりを感じるのに理想的な時間帯である。そして、そこから生まれる想像力や自己表現はナチュラルなもので、心に活力を与えてくれる。

私は週に1〜2回、禅書道を行っている。高校時代には絵を描いていたが辞めてしまい、もう一度することはなかった。禅は、ペンや紙を使って表現したいという素晴らしい気持ちにさせてくれる。

あなたももし、絵を描くなど何でもいいので過去にやっていたこと、または新しく始めたいことがあれば、朝の時間は本当に適している。創造力を朝にほぐすというのは、その日一日、自分をクリエイティブにする最高の方法といえる。

04.
書くことで考えをまとめる

私はこれまで朝に書くということをしてきた。これは私の人生の中で、最も有益なものとなっている。自分自身をオープンにしてくれて、考えやアイデアを思い起こさせてくれるものは他にない。もし辛くて解決したいことがあったり、何か明確なものを得ようとしているなら、書くことが一番効果的なのだ。

言葉には制限があるから、書くことが常に理想的なわけではないが、それでももたらされる利益は大きく、効果的である。あなたがライターであろうとなかろうと同じだ。得意じゃなければいけないわけではなく、ただ書くだけでいい。何でもいいから解決したいことがあれば、座ってそのことについて書くのだ。誰かに書いていると想像しながらやるとより良い。知っていることを書いて、それを誰かが読むとなればプレッシャーを感じるけれど、自分の中から色んな良いことを引き出すことができるから、私にとってはとても効果的である。

また、書くことは瞑想することにも繋がっている。キーボードに手を置いて、頭に思い浮かぶことを何でもいいから叩いて、ページを埋めていくのだ。これはとても癒やしの力がある。

05.
自分のやり方で日記をつける

一年ほど日記をつけているが、本当にオススメする。日記をつけるにはいくつかの方法がある。まず有名なのは起きたこと、良かったことを全て書くということ。このやり方は、あなたに自信をもたらしてくれ、より幸福な気持ちにさせてくれる。そして辛くて思うようにいかない日でも、よい物の見方をさせてくれるのだ。

私にとってもっとも効果的な他の方法で、自分でマインドフル日記と呼んでいるものがある。基本的に日誌をつけるというもので、個人的に感じたことや思いは含めない。全てを書く必要はなく、予期せず起こったことや反省したことを書くだけ。これは、瞑想をするのにも役立つのである。

06.
好きなことを始めよう

私が元々早く起きはじめた理由がこれ。穏やかで静かな朝はスッキリしていて、何か自分がしたいことや、すべきことを行うにはとても良い時間である。

もし、人生で何をやろうかまだ悩んでいるのであれば、夢中になれることをして楽しむといい。そしてそれを少しずつでもいいから毎朝やるのだ。一日のうちで一番有効的であり、創造力を膨らませるには最高の時間なのだ。

07.
運動をして一日の準備を

私は数年前まで様々な武道をやってきた。だからトレーニングをしたり鍛えることは、朝に最もやっていたことの1つであった。今はしていないが、体を動かすことは朝にすることとして、とても良いことだという保証はできる。ランニングも良い。静かで平穏なため集中できる。

朝にすることは、不思議と残りの一日への準備となるから、運動をすることでエネルギーや活力を得ることは素晴らしいことなのだ。

Licensed material used with permission by buddhaimonia
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。