「幸せじゃない」と受け入れることが、幸せになるための第一歩。

毎日生きていると、楽しいときもあれば、悲しいときもある。そんなとき、マイナスな感情を表に出すのはちょっと…と思いがちですが「そんなときこそ、潔く泣いてしまおう!」と、ライターのKatina Mountanosさんは語ります。

そんな彼女は「Elite Daily」の記事より、自身の経験を交えながら「悲しみとの付き合い方」を伝授してくれています。

悲しいときは
誰にだってあるわ

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まったく現実的じゃないのは分かってるけど、どこかで「完璧な毎日」を期待しちゃう自分がいる。

アラームで目覚めてから、なんの苦労もしないで1日を過ごすの。急な締め切りの変更に焦ることもなければ、同僚のイライラに付き合うこともなく、電車で痴漢に遭うこともない。晴れやかで素敵な毎日が私を待ち受けている。そう勝手に思い込むの。

もちろん、たまにはそういう日もある。人生、なにやってもうまくいくときってあるわよね。つまり、信じられないほど運がいいとき。この瞬間、この場所で、この人たちに囲まれていることに幸せを感じるとき。

でも当然、悲しいときだってある。

完璧に彩られた友だちのSNSを見ていると「この子に悲しい出来事なんてあるの?」って思うでしょ?そのせいか仕事をしていても、ブランチに出かけても、無理して笑顔でいないといけない気がして…。正直、疲れる。

ヘッドフォンをつけて、パソコンの後ろに隠れて、ただただ泣きたいときだってある。でも「大丈夫?」「なんかあった?」なんて周りがすぐ心配してくるから、感情を押し殺してしまう。そんなときの「ほら、笑顔を見せて!」のひと言ほどつらいものはないわ。

何も、無理に笑顔になる必要なんてないんだから。うまくいかない日くらいあって当然だし、「そういう日もある」って受け入れて、その悲しさにどっぷり浸るの。そうすれば不思議なことに、毎日が明るく見えてくるわ。

デスクワーカーになって学んだ
「人生の波」に乗る方法

人生って、自分ではコントロールできない「波」があるもの。だから一番大切なのは、その波に「どう乗るか」。私は最初の職場でそれを学んだわ。なかなか手強いものだったからね。

ニュージーランドの山へハイキングに出かける毎日から、マンハッタンの小さな作業スペースで仕事する生活に移るのは、私にとってある種のカルチャーショックだったみたい。仕事を始めて間もない頃「牢屋」って名付けたそのワークスペースで、私は予期せぬパニック発作を起こすようになった。普通に過ごしているつもりなのに、急に息ができなくなるの。

この「不安」は、飛行機が遅れているときの胸騒ぎや、レストランで頼んだ食べ物がこないときの焦燥感とは違ったわ。エクセルの式を解こうとしていただけなのに、胸が締め付けられて、猛烈なスピードで過去10年間のフラッシュバックが脳内で再生されて…本当に怖かった。

今までは不安や悲しさ、フラストレーションを感じることなんてほとんどなかったのに、途端にこの感情を抑制できなくなってしまったの。とても、とてもつらい数週間を過ごしたあと、私は「ここから脱出する術を考えないといけない」と思った。

そこで私は、不安や悲しみが押し寄せてきたら「逃げる」という直感を抑えて、逆にその感情を受け止めることにした。散歩に出かけたり、トイレで泣いたりしながらね。ときには、ただただパソコンの画面を眺めながら、この気持ちを解消させようと力を尽くしたり。

とにかく不安や悲しみを感じていないフリは、もうやめたの。そうすることで、次第に脳と体が、悲しみを受け入れられるようになった。

悲しくないフリは
もうやめよう

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いつもだったら、きっと「どうにかなる」って自分に言い聞かせていた。だからこうやって気持ちと向き合うのは、初めてだったのかもしれない。

ストレスが蓄積されていくと、ちょっとしたことでもイライラするでしょう?大学時代にルームメイトと、食器を「洗った、洗ってない」でモメたことがある人なら、きっとこの「小さな苛立ち」を理解できるはずよ。

ストレスが頂点に達しそうなとき「幸せじゃない」という事実を受け入れたら、前進することができる。いっそ受け入れたほうが、頭がクリアになるみたい。わめいてうっぷんを晴らすよりも、効果的な解決策だと思う。イマイチ気分が上がらない日だって「こういう日もある」ってそのまま飲み込むと、気持ちが軽くなるの。

どん底まで落ちたときに身につけたこの対処法が、今となってはとても役に立っている。たとえば、急に上司の打ち合わせに同行してほしいと言われたとき。前までは、突然の予定変更でパニックを起こしていたけど、今は参加が難しければ、相談できるようになったわ。

コインランドリーでお金が足りなかったとき、間違えてメールを送ってしまったとき、女性ホルモンのせいで体調が優れないとき。「うまくいかない」と感じることは、この先いくらだってあるわ。でもこれからは逃げずに立ち向かうこと。逃げるのは簡単だけど、その感情を無視し続けていたら、またいつか現れるから。

大きな波が来たとき、怖がるか、思い切ってダイブするか。逃げようとしても、結局は飲み込まれてしまうの。

でも、感情に飲み込まれてばかりの人生なんて、絶対に良くない。「うまくいっていない」ことを認めたくない気持ちは分かるけど、入念に準備をしたってそういう日はやってくる。そのことを受け止めてほしい。そして「仕方がないこと」だと思って、とにかく前に進むの。

私はそうしてきた。そして今も、ほとんどの日はそうしてる。だってこれも、ひとつの生きる術だから。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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