人生で重要なのは「決断」。賢い人の5つのルール

「Inc.」の記事によると、僕たちは「1日に35,000の決断」をしているらしい。それはコーヒーの買い方から、SNSの投稿、ミーティングでの意見、聞く音楽まで、さまざまだ。そう考えると、毎日の積み重ねで本当に人生は変わってくるものだと思う。

だからこそ「選択」は大切なものになるはずだ。

20年以上もリーダー育成のセミナーを開催するMarcel Schwantes氏によれば、成功している人たちの選択には5つの法則がある、とのこと。

人生をコントロールするのは難しい。
でも、進むべき道をつくることはできる。

1日に何度も迫られる選択のなかで、そのうちのいくつかは賢いものだろうし、結果として、この積み重ねがあなたを成功へと導くだろう。

日々の生活の中では数え切れないほどの状況があるが、それはコントロールできない。性格の合わない上司と働かなければいけないかもしれないし、勤めている会社が合併してしまうかもしれない。

確かに決めることのできないものは多いが、自分の進むべき道をつくることはできる。だけど、何から始めればいいか分からないという人もいると思う。そんな人は、この5つの日常生活で使える法則を参考にしてほしい。

01.
自分に罪悪感を抱かない

自分が予想したことと違うことが起きても「もしも◯◯だったら、違う結果になったな」と考えるのはやめたほうがいいだろう。

コーコラン・グループの創業者で『シャーク・タンク』にも出演しているBarbara Corcoran氏もこう言う。

成功する人とそうでない人の違いは、どのくらい自分自身に罪悪感を抱くかです

自分の身近にいる、人生を切り拓く人たちを参考にしてみよう。試して、失敗から学び、経験をつみ、未来に活かす。そして、あとのことはすべて忘れる。

過去のことをくよくよ悩んでもしょうがない、と思えるようになれば、ミスから立ち直りやすいはずだ。だからこそ、失敗とは正面から向き合おう

02.
楽観的な人と共に過ごす

魅了的な人の秘密は、ネガティブな人と付き合わないことだ。それはまるでウイルスみたいなもので、すぐに負の感情が広がってしまう。

「The New York Times」にも、こんな記事があった。

「すべての人がイーヨーとティガーのような関係を持っている傾向がある。(2人とも『くまのプーさん』の登場キャラクター)

つまり、いつも悪い状況を招く人が存在するということだ。危険察知能力は生まれつきあるものだが、ネガティブな状況にさらされると麻痺してしまう。時には健康状態にまで影響を与えることもある

もし同僚と話していたら、会話をよく聞いてみるといい。彼らが愚痴をこぼし、いつまでも失敗を気にしていたら、関係を断ち切るサインだ。できることなら、積極的な人やポジティブな人、頼りがいのある人と一緒に過ごしてみよう

03.
リスクを取りながらも
目的を明確にする

本当に成功している人は、決して受け身にならずにリスクをとり、明確な目的や夢を持って行動する。

しかし、もしあなたがリーダーの立場なら気をつけなければいけない。人の意見を聞かず、自己中心的だとチームや会社に悪影響となる。やるべきことは、人を率先しながらも謙虚さを持ち合わせるようにすること

04.
直接話し合って
相手のことを知る

職場で良い関係を築くためには「耳を使ったコミュニケーション」をするといい。自発的に同僚や上司と話し、よく聞くことを心がけてみよう

人生や価値観を語り合ってみると、思いがけないところで共通点を見つけられるかもしれない。もし職場でのことなら、新しいプロジェクトを始めるときに何か任せられるかもしれない。

05.
喜びや幸せが
感じられることをする

いつも幸せそうな人といると、ついイライラしてしまうかもしれない。だけど、彼らは周りの人と「喜びをシェアできるようなこと」を意図的に選んでいる。もし羨ましいと思うなら、一緒に時間を過ごしてみるといいかもしれない。きっと学べることがあるはずだから。

でも、いつも楽しそうな人も現実と向き合い、他人のことを気にかけている一面もある。だからボランティアをしたり、社会問題に敏感だったりする。苦しい過去を持っているかもしれない。このような経験があるから、人を引き寄せるのだろう。

また彼らは学ぶことを決してやめないし、知ったかぶりをしない。だからこそ、人に興味があり、何が好きで何を大切にしているのかをよく質問をする。「あなたから何か学びたい」と示すのが、とてもうまいのだ。

Licensed material used with permission by Marcel Schwantes
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