男仲間だけで気兼ねなく訪れたい「アイスランドのビールスパ」

いまどき「ビールに浸かれる風呂」なんて珍しくない。

けど、アウトドアで、10人同時に入れてしまう豪快なスパなんて滅多にないはず。しかも、向こう側に見えるのは雄大な景色。こんな解放感なロケーションで、ビールを片手に馬鹿話に花を咲かせる。

アイスランドのビールスパ「Bjórböðin」は、間違いなく、野郎同士で盛り上がれるパラダイスだ。

バスタイムの後は
リラックスタイムだけど…

お風呂の中身は、ビールと水とホップと酵母。ここに25分浸かった後、リラクゼーションルームで25分間ゆっくりとビールを楽しむことができるようだ。で、その後はレストランでビールに合うつまみと共にもう1杯……が基本的な流れ。

でも、やっぱりフライングしちゃうのが野郎同士の不文律。ここでは、ビールに浸かりながら、ビールを飲んで、全身ビール漬けになるってのが粋ってものなのだろう。

ビール風呂は温泉感覚で

ここのスパが推奨しているのが、ビール風呂の後は身体をすぐには洗い流さないでくれってこと。何でも、酵母には身体にいい成分が含まれているかららしい。それは、温泉から上がる時、シャワーを浴びないってことに通じるものがあるのだろう。ま、郷に入れば郷に従えってことで、入浴後はこのルールを意識することを忘れずに。

第2ラウンドは
レストランでスタート

さて、しばしリラクゼーションルームで一息ついたら、隣接するレストランへ。ナチョスやフライドポテト、ハムのミックスプレートを軽くつまむもよし、あるいは、ホームメイドのハンバーガーにかぶりつくもよし。小洒落た店内で、ワイワイガヤガヤしながら、現地のアイスランド人に混じってビールな日をとことん堪能しちゃおう。

このビールスパがあるのは、アイスランドのダールヴィーク。人口わずか1,400人ほどの小さな村だ。主な産業は漁業。そう、アイスランドはあまり知られていないが、世界の漁獲量の2%を誇る国で、質の高い海産物が豊富なのだ。となればシーフード。ビールスパの後は、散策がてら魚を味わいに出かけてみるのもいいだろう。

Licensed material used with permission by Bjórböðin
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。