いくら寝ても疲れがとれない…。「体内時計」を整えるセラピーランプ

夜更かしや時差ボケの最たる原因は、体内時計の狂い。でもこれを自力で元に戻すのはなかなか難しいものです。

ならばプロに頼ってしまいましょう。「NASA」の技術にインスピレーションを受けた睡眠サポートデバイスが、こちらです。

宇宙技術を
「寝室」に持ち込む背徳感

Circadia」は、睡眠モニターとセラピーランプが一体になったもの。

昼も夜もない宇宙では、光がないので体内時計が狂いがち。そこでNASAは、宇宙飛行士の体調管理のため、光で体内時計をリセットする技術を用いているのです。

睡眠時の心拍、体温、呼吸状態、いびきなどをモニタリングし、集めた情報はスマホアプリに送信。質のいい睡眠がとれているか、体内時計に狂いが生じていないか、などを分析してくれます。

この結果と理想のリズムを比較して、就寝時間など調整すべき点をアドバイス。

「睡眠と起床」
両方にやさしい光のセラピー

また「Circadia」は、光療法のためのセラピーランプとしても効果を発揮するそう。

眠る前に30〜90分間ほど使用すると、入眠しやすいように体の調子を整えてくれます。また、夕方に使うと疲れを軽減させ、睡眠を誘発するホルモンの放出を促進してくれたりも。まさに「光のセラピー」。

そして、朝起きるときにもあなたをしっかりサポート。理想的な起床時間の15〜30分前にちょうどいい強さの光を発し、自然に目が覚めるのを手助けしてくれます。鳥のさえずりや波の音、クラシック音楽などをアラーム音として設定しておくこともできるので、心地よい音と光という最強の組み合わせで、素敵な一日の始まりを迎えることができるのです。

さらには、せっかくの海外旅行を台無しにしてしまう、つらい時差ボケにも対処可能。

「ジェットラグモード」を使えば、現地の時間に合わせて体内時計を調整してくれます。 ちなみに、ポケットサイズだから持ち歩きも楽々。

Circadiaは現在「Kickstarter」で189ドル(約21,000円)から資金を募集中です。

海外に行くことが多い人や睡眠に問題を抱えている人はもちろん、しっかり寝ているはずなのに体の疲れがとれない…という人も、じつは体内時計の調整が必要なのかもしれませんよ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。