家が狭くて困ったお父さん。娘のために絵本の中に出てくるような「ミニハウス」を作っちゃいました。

部屋が手狭になってきたくらいの理由で、そう簡単に引っ越しできるものでもない。となれば、思い切って断捨離するか、もしくはDIYで模様替え。どちらにしても、そう劇的な代わり映えはないはずで。

ところがこのアメリカに住む一家のDIY事情はスケールが違った。こんなパパが欲しい〜♡

娘のために
遊ぶための家をDIY

妻と幼い娘と暮らすAlex Kaminskiさんには、家が狭すぎるという悩みがあった。部屋数も少なく、娘のMaddyちゃんが遊ぶスペースはほとんどなかったという。家中に散らばったおもちゃを踏んづけてAlexさん自身も、転んで首を負傷したことがあったそうだ。

こんなとき、娘に目くじらを立てたとしても不思議じゃない。けれど、彼はそこで、こう考えた。「もっと広々した遊べる家をつくればいい」と。

建築家としての経歴をもつAlexさんは、デザインから組み立てまですべてDIY。いくら娘のためとはいえ、家ごとまるまる建ててしまうというのだから、スゴい行動力と言うほかない。ところが、当の本人は「まるで10歳の子どものように楽しめた」と、アッサリ。

ロフトにも駆け上がれちゃう
おもちゃに囲まれたお家

おもちゃのレイアウトも思いのまま。

天井が高く空間も広々。ロフトへ続く階段も。

この遊ぶための家のルールはほとんどないんだそうだが、唯一、「テレビの持ち込みだけは禁止」。それと、いかにも男親の感覚といったところか。「家の中に入ることが許されている男性はパパのみ」と、Alexさん。

娘からの評価は最高レベル!

玄関の横でパチリ。左がMaddyちゃん。

完成した家を前に、Maddyちゃんは目を見開いて嬉しそうに笑ったんだそう。その時の気持ちを「親として最高の気分だった」と振り返るAlexさん。周囲の人たちも暮らしてみたいと、評判は上々のようだ。

羨ましそうにする大人たちにMaddyちゃん、「子どもだけが入れるの!でもアイスクリームを持ってきたら、考えちゃうかも」。

 

Licensed material used with permission by Alex Kaminski
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。