シカゴで「五感」を刺激するトリップへ

普段はカリフォルニアを拠点としているわたしですが、久しぶりに東へトリップしてきました。

水辺の街「シカゴ」は、日本から直行便で約12時間。1900年代に造られた歴史のある美しい建築が立ち並んでいるので、街並みをクルージングすることも人気のひとつなのです。

世界のトップに
選ばれたシカゴ美術館へ

アメリカ三大美術館のひとつでもある、シカゴ美術館。

西洋、東洋、30万点以上の収蔵作品数を誇り、じっくり周ると丸1日かかってしまうほど巨大です。ちなみに、旅行者の口コミが選んだ世界の博物館・美術館TOP25で1位に輝いたのも、ココ。

広い敷地のなかで、ゴッホ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンなど、多数の有名絵画を一度に鑑賞できることも人気の秘密のようです。

なかでも、他の美術館に貸し出しすることができない、門外不出のジョルジュ・スーラの傑作『グランド・ジャット島の日曜日の午後』は、見ておきたい作品。印象派時代の巨匠たちの作品が多く展示されているので、とくに後期印象派の作品が好きな私にはたまらない空間でした。

「チャーミング」な街
ガリーナ

そのまま、シカゴから車で3時間ほどで到着する街「ガリーナ」へ。

アメリカのなかでも「チャーミングな街」として人気で、ヨーロッパ風の街並みが今でも残っていて、週末は旅行者が集まるスポットです。

アンティークや可愛らしい雑貨屋、カフェ、レストランが連なっていて、おいしいワイナリーや乗馬などができるアクティビティも。

まるで、時間が止まったかのような美しい場所です。

またこのエリアには、寝泊まりと朝食をいただけるB&Bが多くあります。

たとえば、地元でも注目されている「ジェイル・ヒル・イン」。その名前の通り、もともとこの建物は刑務所だったそうなのですが、今ではまったくその面影を感じさせず、優雅で品のある空間になっています。

とくに朝食が人気で、オーナーこだわりの地元オーガニック野菜をつかった朝食がおいしく、リピーターも絶えないとか。施設に対する愛情たっぷりのオーナーの話は心温まるものがありました。

散歩をしていても、シカゴは本当に緑も多く、川に囲まれた美しい街。

清掃活動にも力をいれているそうで、清潔感が気持ち良かったです。ミュージカルやブルースの本場である音楽やおいしい食事など、五感を思い切り使って楽しめる場所。そんなシカゴが一気に大好きになった旅でした。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。