初めて生理が来たあの日、僕はすべてを失った。

お腹と腰に重くのしかかってくるような痛みと、全てにおいてイライラしてしまうあの感覚。魔の1週間は女だけの戦いだと、疑いもせず思っていました。けれど、「当たり前」だと思うことで、誰かを傷つけていたのかもしれません。

「体が女らしくなるほど、
死んでいくみたいだった」

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トランスジェンダーである僕の人生は、赤い線で国境を区切るように、生理によって線を引かれました。初めて生理が来たあの日に、全てを失った。

15歳まで、外へ出て走り回って、木に登って、穴を掘って、何も気にせずに幸せに生きていたのに、そんな人生の最後が来たという知らせ。

神様ありがとう。僕は正常な体を持っている。けれどそれは、自由を失うことでもあった。

変わっていく体を見て、みんなが「それはおめでたいことよ。あなたも私たちと同じように女になるの!」って祝い続けていたけれど、僕自身は、死んでいっているように感じていた。

足と足の間に広がっていく、赤い血の染みは、体が僕の心を裏切った証。

心は男性なのに、体はまだ女性であることを強いる。胸の成長が最初の裏切りだった。

この出血は、心と体の戦争が、僕の中で行われているから。どれだけ嫌悪しても、逃れられない。

心は男性、体は女性であるCass Clemmerさんは、世間の「生理=女」という考えによって、辛い思いを味わってきました。

どうして、ナプキンのパッケージがピンクである必要があるのでしょうか?女性用衛生品ではなく、「月経用品」。女性や女子ではなく、「月齢のある人」や「月経人」と表記するなど、身近なものから少しずつ変えていきたいという思いが、この投稿に込められているそう。

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また、トランスジェンダーの仲間たちと一緒に、タンポンを主人公にした『Toni the Tampon』という絵本を出版しています。子どもや、同じように性の悩みを抱えている人に向けて、生理への不安を取り除くことと、周りへの理解を求めてつくられたストーリーです。

Licensed material used with permission by Toni the Tampon, (Instagram)
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