なぜ、恋人との関係は冷え込んでしまうのか?

燃えるような日々も、いつかはロウソクの灯火に。恋愛感情が冷めていく過程とは、往々にしてそんなもの。

相手と会話をしているときにスマホの画面を眺めていたり、恋人と会っていない日の相手の言動に特に興味を持たなくなったり…。では、なぜあんなに好きだった相手でも、これほどまでに興味を失ってしまうのか?

「The School of Life」のこの動画が、そのギモンも対処法を詳しく解説。

相手に興味を失う理由は、
「自分を守るため」

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相手への感情が冷めることについて、一般的にはこのように説明されるでしょう。人はごく自然に、他のすべてのものに飽きるのと同じようにパートナーに対しても退屈を覚えるようになる、と。

お気に入りのガジェットや、好きだった映画にそのうち見向きもしなくなるのと同じように、飽きからは誰も逃れることができません。けれど恋愛感情の変遷には、別の説明を加えることも可能です。最初は暗くなるかもしれませんが、じつは希望に満ちたもの。

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相手に興味を失うことは、自然でも必然でもありません。退屈はもっと複雑で活発なもの。それは、わたしたちが相手の態度に傷ついたり、怒ったり、怖がったりしていることを相手に上手く伝えられないために起こります。

相手と一緒にいることによって感じる苦痛を対処するために、私たちは相手への興味を失おうとします。その根底にある苦痛は麻痺していて、単純に退屈になったかのように感じるのです。

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奇妙に感じる人もいるかも知れません。相手が自分を傷つけているという積極的な感覚を感じられないことが多いので、この説明は的を射ていないように思えるから。まるで私たちのパートナーが凶悪な怪物で、私たちが弱者のように聞こえてしまいますよね。

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しかし、恋愛をする自分は、私たちが普段思っているような普通の大人ではありません。私たちは世の中で生きていくのにある程度いろいろなものに対しての耐性を身につけていきますが、恋愛をする自分というものだけは、非常に傷つきやすい。

恋愛をする自分は、私たちの頭の中に住む、無防備で愚かな子供のようなもの。たとえ、私が身長188cmの髭の男性だったとしても、私たちの心を支えるのはこの弱々しい自己なのです。

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恋愛をする自分は、傷つきやすく、恐がりで、簡単に動揺する儚い自我の持ち主。

パートナーに昼食のサンドイッチの話を遮られただけで、その自己は深く苦しみます。昨日少し怪我をした理由を尋ねることなく、相手が本やテレビに興味を向けることに傷つきます。

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もちろん、そんなことは普通の大人の感覚からすればまるで大したことはありません。しかし、恋愛をする自分は大人になりきれていないやわらかな心を持ちます。それを傷つけるのに、それらの行為は十分すぎるほどの。

理想を言えば、傷ついたときに相手にそれを伝えることが、じつはもっとも良い対処法。自分がどのように傷つき、何を思ったか。その声はきっと相手にも響くことでしょう。

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しかし実際のところ、私たちは何も言いません。

何が問題なのでしょう?自分の感情を飲み込むことで、積み重なった傷は次第に自分自身を守る方向へと変わっていきます。それが、相手に対して冷たくなる行動に結びつくのです。

大人であろうとする自分が、恋愛をする自分を見るとその怒りや悲しみはばかばかしく映るかもしれません。ですが、恋愛をする脆弱な自己にとってはとても大きな問題です。

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そして結果的に、恋愛をする自己の心は渇いていきます。

セックスを望まなくなり、皮肉っぽくなります。あなたは、自分がそのようになってしまう理由がわからず、混乱するかもしれません。

これに対処するためには、恋愛をするときの感受性と苦痛に対してお互いが認識し、許し合うことが必要。

相手に対して無関心になる正しい理由を読解するには、2人がコミットすることが重要です。大人としての感性で見れば、恋愛をする自己の触れ合いはばかばかしく見えるかもしれません。しかし、これは人生において非常に重要な問題なのです。

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相手に対する愛情が冷めてきたと思ったとき、実際は相手に対して興味を失っているのでしょうか?恋愛において自分でも気付かないほど静かに傷つき、怒りを感じているのかもしれないと想像することが大切です。その感情をバカにせず、相手と冷静に話し合うことを、まず試してみてください。

Licensed material used with permission by The School of Life
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