「自国の食文化を汚された」フランス人が英レシピサイトにSNSで猛反発

もし、外国人がたったひとつフランス人について知っておくべきことがあるとすれば、まずそうなごちゃ混ぜ料理をつくらないこと。でないと、痛い目にあうから。

なんてカマシの一文からこの騒動を紹介するのは、イギリス人ライターのCatherine Edwards。彼女がこう警告する相手はもちろんフランスに暮らす人々。ではなぜ彼らを怒らせちゃったのかというのが一連の騒動の争点なんだけど、全容を知るとフランス人の言い分も、まぁ分からなくもないわけで。

「クロワッサンで新メニュー」は、
革新的?それとも神への冒涜?

「アナタの知るクロワッサンじゃありませんよ。これ以上おいしくできる?」

英国のレシピ動画サイト「Twisted Food」が紹介したのは、クロワッサンを使ったまったく新しいメニュー。ベーコンとソーセージをサンドしたクロワッサンを耐熱ガラスに並べて、卵とクリームのソースをかけてオーブンで焼く、というアヴァンギャルドな一品。言うなればキッシュに近いできあがりで、これはこれで旨そう。

ところが、発祥の地フランスの人々に言わせると、トンデモないことらしい。これを見たフランスのSNSユーザーたちが素早く反応、彼らが感じたある種の“恐怖”を独特の表現でリツイートしているんだけど……。

ちょっと、大げさ過ぎやしませんか?

かつては、これ以上にくだらない理由で戦争をおっぱじめたんだから、これで事が起きたって不思議じゃない。

フランス人としてというよりも、フランスの文化そのものを侮辱されたようなもの。

ああ、神様。ただの悪い冗談だと言ってくださいっ。こんなの神への冒涜に等しい。

こういうのを聞くと、日本人の寛容さがやたらと際立って感じられる。というよりか実際のところ、もう野放途すぎて手に負えないとも?

以前、農水省が海外の日本食レストランに対して、ニセ和食を取り締まるべく<すしポリス>を発動しようとしたが、各国から猛反発を浴び頓挫したなんてニュースもあったっけ。

結局のところ、国外の人が好む味、求める味(クロワッサンであり、和食であり)と、本来の料理が必ずしも同じである必要なんてないわけだし。それにつけても、元の国へのリスペクトも含め、その国の食文化をきちんと理解しておくことに意味がある、Catherineの冒頭の一文もそんな意味が込められているんじゃないか、と。

ところで、アナタならこの新感覚クロワッサン料理どう?

「食べてみたい!」それとも「うーん…」

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