王道を少し外すだけで、外国人に喜ばれる。「日本の観光名所」3選

外国人の友人やお客さんを日本に招待するとして…あなたならどんなところに連れて行きますか? 東京だけでも、浅草、渋谷、秋葉原、上野、六本木など観光スポットがたくさんあり、迷ってしまいますよね。

ジャーナリストの片野優さんとライターの須貝典子さん夫婦の共著『ヨーロッパ人が来て見て感じて驚いた! 不思議の国のジャパニーズ』(宝島社)では、「外国人に喜ばれる日本の名所」を提案しています。

もちろん、日本人が個人的に遊びに行くのもアリな名所もありますよ。

外国人に最適な
「大阪」の交通施策

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近年めざましい勢いで外国人観光客を招き入れている大阪。関西国際空港が積極的にLCC(格安航空会社)の誘致をしていることもあって、2016年は約900万人もの外国人観光客が大阪を訪れました。

そんな外国人観光客から注目度の高い大阪は、交通政策にも力を入れています。訪日外国人専用の「関西ワンパス」は、関西の主要な交通機関を網羅した1枚のICカードとスマホを使って、関西を駆け巡ることができる便利なカードです。

スマホでウェブサイトを開くと、英語、中国語(簡体字、繁体字)、ハングルの四言語で500件以上の観光情報を入手できるだけでなく、入場料が割引になったり、プレゼントがもらえるといった特典も受けられます。

これとは別に外国人の観光をバックアップするのが「大阪周遊パス」です。大阪市営地下鉄、ニュートラム、バス全般、大阪市域の阪急、阪神、京阪、近鉄、南海路線で自由に乗り降りできるほか、35の観光スポットへの入場が無料になったり、さらに25の施設と67店舗で特典が受けられます。

この周遊パスは親切にも8つのコースを提示しています。さすが「商人の町・大阪」とうらなせるのは、コースごとに通常料金よりもいくら得するかきっちり算出されていることです。

大阪の街は、東京と比べてコンパクトにまとまっているので、観光の的が絞りやすいのも特徴です。しかも「天下の台所」と謳われるように、たこ焼き、お好み焼き、豚まんなど、食欲をそそる食べ物であふれています。そのうえ、人と人との距離感が近く、庶民的でオープンな関西人のお人柄は、外国人を受け入れる要素がありあまっているのです。

食べ歩きにも最適な
「葛飾柴又」

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都心に近く、手っ取り早く日本の伝統的な雰囲気が味わえる浅草。しかし、あまりにも有名で混雑しているのが難点です…。まだあまりスポットライトを浴びてはいませんが、下町情緒を感じたり、和菓子の食べ歩きをするなら、葛飾柴又がおすすめです。

京成電鉄柴又駅を降りると、駅前にはトレードマークの帽子に雪駄履きの寅さん像が出迎えてくれます。そこから映画のセリフでおなじみの柴又帝釈天までの参道は、ぶらぶら歩きながら日本の味が堪能できるのが特徴です。葛飾柴又は、日本人も外国人も一緒に日本情緒と温かな日本人の心が感じられる観光名所のひとつと言えるでしょう。

この参道を歩くのは、空腹時に限ります。通路の両側の店をまんべんなく見てまわり、お店の人と短い会話を楽しみながら、単品でつまみ食いして歩くのがおすすめです。甘いものと辛いものを交互に食べると飽きずにいくらでも食べられるので、ぜひ試食してみましょう。ちなみに、しっかり食事したい方は、柴又名物の川魚料理やおそば屋さんの暖簾をくぐってみてくださいね。

東京の展望台にも
いろいろある!

東京には、観光名所がたくさんあります。しかし、メガロポリスを手短に案内するのは難しいので、まずは東京を見渡せる場所を紹介してみてはいかがでしょうか? 東京を一望できるタワーとしては、高さ世界一の「東京スカイツリー(350mと450mに展望台があり)」が断然人気ですが、行列ができて待ち時間が長いのが玉にキズです。500円ほど割高になりますが、日時指定券を購入すれば待ち時間が短縮できるので覚えておきましょう。さらに外国人旅行者とそれに同行する日本人に限って、ほとんど待たずに入場できる「ファスト・スカイツリー・チケット」もあります。1,000円ほど割高になりますが、お金は時間に代えられない…という人はこちらを購入してください。

他にも、天気の良い日は富士山が見えるという「東京都庁の展望室(地上202m)」、六本木ヒルズ52階の屋内展望回廊「東京シティービュー」、池袋サンシャイン60の展望台「スカイサーカス」もおすすめ。

それらが混雑している場合は、新宿副都心の「三角ビル」、新宿住友ビルの展望レストランが手っ取り早いかもしれません。あるいはお台場のフジテレビ本社ビルまで足を延ばしてみてはいかがでしょう? ここの25階にある球体展望室「はちたま」は、270度がガラス張りになっていて、レインボーブリッジや東京タワーも見渡せます。

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