温度調整で「睡眠の質」を上げるスマートピロー

睡眠との関係を変えるだけで、私たちは人生をコントロールすることができるようになる
──Arianna Huffington

睡眠不足は、肥満、糖尿病、心血管疾患、高血圧、免疫機能障害といった様々な健康上の問題を引き起こす可能性があるといわれている。それだけに、睡眠、ひいては睡眠の質の重要性について、古今東西、様々な研究がなされてきた。

そのカギは、どうやら頭や首回りの温度にあるとのこと。温度調整をして睡眠の質をあげるスマートピロー「Moona」を紹介しよう。

温度調整が必要な理由

僕たちの身体は、夜の間、異なる温度を必要としているらしい。眠りに落ちるためには、体温を1℃ほど下げる必要があるようだ。そして、深い睡眠のためには、さらに低い温度が不可欠なのだとか。逆に、快適に目を覚ますためには、温度の上昇が必須とのこと。

「Mooma」は、この理論に基づきながら、医師たちの協力を得て開発されたようだ。

睡眠に最適な温度を調整するデバイスから、パイプを通って、ピローへと空気が流れる仕組み。尚、パイプとピローを繋ぐ部分には、快適な睡眠パターンを察知するセンサーが働いているようだ。

スマホで起床時間を
セットするだけ

Moomaスマートスリープシステムは、夜間における睡眠データを年間を通して収集。時間をかけて睡眠パターンを解析するのだそうだ。現在、このテクノロジーは、特許申請中とのことだ。

使い方は、いたってカンタン。スマホのアプリから、起床時間をセットするだけ。尚、このシステムは、最新の睡眠研究文献に基づき、これまでの200人を越える臨床睡眠データがフィードバックされているようだ

Kickstarterで
249ドルから販売

Moomaは、現在、世界最大のクラウドファンディング「Kickstater」で、資金を調達中。目標額の50,000ドル(約560万円)の倍を越す資金が集まっているようだ。それだけ、睡眠の質を求める人が多いのだろう。

ちなみに価格は、現時点では、249ドル(約2万8千円)から。枕としては、少々、高価な気もするが、快適な睡眠を手に入れられるのなら妥当な金額といえるかもしれない。早速、以下の動画でチェックしてみよう。さらに、詳しく知りたい方は、コチラまで。

Licensed material used with permission by Moona
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。