横断歩道での事故を減らすには……その手があったか!

交通事故を減らすために、リトアニアの第二の都市カウナスが地元のストリートアーティストとタッグを組みました。それは、横断歩道を渡る前に自然と周りに注意を向けられるように作られたもの。クスッと笑えるユニークなアイデアが素敵です。

アヒルの親子が横断中?

横断歩道の手前、足元に小さな横断歩道が出現しました。そこを渡るのはアヒルの親子。かわりいアヒルたちが目の前を「歩いて」いたら……危ない!たしかに一度は立ち止まって、周りを見渡してしまうでしょう。

リアルなアヒルたちですが、実際は路面に3Dで描かれたもの。でも、人を立ち止まらせるには十分な効果アリでした。

アヒルの親子を描いたのは、ストリートアーティストのSaulius Gudelevičiusさん。行政とアーティストが一緒に取り組む、こんな素敵なソーシャルプロジェクトが日本にも広まるといいですね。こんなコメントを寄せてくれました。

「これを見て、あなたにも家で待っている家族がいるということを思い出して欲しい。交通事故で家族に悲しい思いはさせたくないでしょ?」

いやあ、お見事!

Licensed material used with permission by Saulius Art Drawings
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。