「鬱になってもいいことを、みんな知らない」スターたちの心の病、体験談。

行く先々で眩いフラッシュを浴びるスターたち。きらびやかな衣装を身にまとい、笑顔で人前に立つ彼らの“心の中”が気になっていました。大きな成功を手にし、もはや悩みごとなんてないんじゃないか…そう思ったこともありました。

しかし、「Elite Daily」のライターCaroline Burkeさんの記事を見て、そんな彼らもやっぱり人間なんだと思わずにはいられなかったのです。あのスターだって、意外にも鬱だったり引きこもりだったり。辛い経験を乗り越えたからこそ、その姿がより輝いているんだなって。

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10月10日は、心の健康に関する情報を共有したり認識を高めることができる「ワールド・メンタルヘルス・デー」です。たくさんの人が心の病を抱えているにもかかわらず、この話題を避けてしまいがち。本来ならば、心の病は他の病気と全く同等の扱い・認識を持たれるべきです。だからこそ、この汚名を晴らすためにも、著名人による鬱病や不安症に関する言葉を紹介します。

National Alliance on Mental Illnessによれば、5人に1人の大人は心の病を抱えています。しかし社会的には、このような話題は避けられがちなのでどれほど多くの人に広がっているかはあまり知られていません。著名人が声をあげることによって、このような場合プラスのイメージを与えながら認知を高めていけます。デミ・ロヴァートが自身の心の病の話をすれば、何万人にも影響を与えます。

この壁を取り除く鍵は、オープンな会話です。心の病について話したり教育したりすることで、命を救う可能性もあるのです。

というわけで、「ワールド・メンタルヘルス・デー」を記念して、不安症や鬱病、その他の心の病とオープンに向き合う11人の著名人による言葉を紹介します。

カーラ・デルヴィーニュ

気まずい会話でも絶対に避けないカーラ・デルヴィーニュが、私たちは大好き。あるテレビ番組のインタビューで彼女は鬱病に対して持っていた罪悪感について語っています。

「このような気持ちを恥じなくていいんだと、気づいたときでした。私一人だけではない、みんなも同じような経験をしているんだなと分かり…傷つきやすいことは悪い事ではなく良いことだと。自分の気持ちに正直になりそれを見せることは良いことだと分かりました」

ビヨンセ

彼女が活動していたデスティニーズ・チャイルドが解散してからしばらく、鬱病だったといいます。ビヨンセはCBSNewsにて、体験談を「何も食べなかった」「部屋に閉じこもり、とにかく悪い時をすごしていた。私はだれ?友達はだれ?人生が変わった」と話していました。

でもビヨンセは、ユニークなやり方でそれらの気持ちと向き合いました。自身の芸能の道をしっかりと見つめ直したのです。

「自分の将来の事を考えます。私の歌や映画にみんなが飽きてしまったときの事を。それでも、私は音楽以上の人生をしっかりと持ちたい。子どもたちに教えたりして。家族を持ちたい」

 

クリスティン・ベル

Off Camera with Sam Jonesのインタビューの中で彼女は、「みんな“私のこと嫌いなんだ”って思うと心が少しずつ壊れるの」と告白しました。

そして、彼女は自身の家族の中で受け継がれる心の病について話しました。

「私が18歳の時、母に『私たちの家系にはセロトニンアンバランスがあるの。家族の中で女性から女性へ受け継がれることが多い。もしあなたが心に違和感を覚えたり、周りが暗くなって恐怖を感じたらこれに頼ってね』と言われました。その時から処方薬をもらって、今でも使用しています」

デミ・ロヴァート

双極性障害と闘う女性として、2015年に心の病について国会議員とも話した経験のあるデミ・ロヴァート。彼女はPeopleにこのように話しました。

「心の病を、タブー視しないようにすることが大事だと思います。5人に1人が抱えていて今ではめずらしくもないし、みんな、このまん延している病にどこかで関係してくると思います。

心の病を物理的な病気と捉えられないことが問題ですね。考えてみれば人間の臓器の中で脳が一番複雑でしょう。だからこそ、物理的な病気と同じように真剣に治療しなくてはならないのです」

J・K・ローリング

Oprahの番組内で、JKローリングは、『ハリー・ポッター』シリーズを執筆中に母親が亡くなり、その直後に鬱になったと、打ち明けました。

「臨床的鬱病は最悪です。25歳から28歳の時は本当に真っ暗でした。良くなると思えず感情が何もなくなりました。寂しさとは違うので、経験した人でないと理解はできないと思います。寂しさは悪いことではありません。泣いたり感じたり。でも鬱病は空っぽになります。娘のおかげで助けをもらえました」

アデル

アデルの音楽は、人間の感情を真まで追求しているので、彼女自身が精神的混乱を経験していたときいても驚きはしませんでした。雑誌『Vanity Fair』に彼女はこう言いました「私は基本いつも憂鬱でした」と。

「自分の歌ほどではないけれど、自分にはとってもダークな面があります。鬱になりやすい。すぐになったり抜けたり。10歳におばあちゃんが亡くなってから始まり、自殺は考えなかったものの、たくさんセラピーを受けました」

また彼女は、産後鬱も経験したのです。

「誰にもこのことは、話しませんでした。自分も話すのが嫌でした。でも気付かないうちに、私は妊婦さんやお子さんのいる女性に引き寄せられていきました。彼女たちのほうが忍耐強いと感じたからです」

マイリー・サイラス

LGBTQの味方でもある彼女は、心の病の問題についてもオープンに語る支持者でもあります。

雑誌『Elle』での会話で彼女はこう言いました

「みんなが思っている以上の問題だわ。みんな、鬱になってもいいということを知らない。悲しんでもいいんだと。私も鬱になったことがある。部屋に閉じこもり、父親がドアを壊さなくてはならなかった。肌も荒れて、そのせいでいじめられた。でも誰かによって鬱にされたのではなく、自分の気持ちでそうなったのよね」

ゼイン・ジャヴァッド・マリク

TIMEに書いたエッセイによると、彼は不安症によってCapital Summertime Ballのステージをキャンセルしたのだと告白しました。

「僕はステージに立つのが大好きだ。あの感じが大好き。他の仕事はしたくない。だからこそ僕の不安症はムカつくし、簡単に説明できない。自分の中で何かが膨らみ論理的に物ごとを考えられなくなる。

何かをやりたいとわかっていても、またそれが自分にとっては良いこととわかっていても、不安症が違うことを言ってくる。常に自分の中で戦いが起きているんだ」

キャリー・フィッシャー

キャリー・フィッシャーは、世間的にも薬物乱用に苦しんでいたことはよく知られています。しかし、彼女の躁病の鬱との闘いはさほど知られていないのです。彼女は以前ABC Newsのインタビューで「私には二つのムードがあるの」と説明したのです。

クリッシー・テイゲン

人生において、物怖じせずに様々な視点から語る彼女は、理想の“芸能人友達”として人気。だから雑誌『Glamour』で産後鬱について語ったこともさほど驚きではありませんでした。彼女はこう書きました。

「クリスマス前に健康診断に行きました。夫のジョンも隣に座ってました。でも私は、医者を見るやいなや、涙があふれんばかりに出てきたのです。痛みにうんざりでした。ソファで寝るのも、夜中起きるのも、吐くのも、人に当たるのも、人生を楽しまないのも友達に会えないのも、子供を散歩に連れていけないのもすべてうんざりでした。すると医者は、メモを取り出しては書き始めたのです。そして私は案の定、“産後鬱”と診断されたのです」

エマ・ストーン

この10年、エマ・ストーンは着実に、ハリウッドに足跡を残しています。彼女はいつでも落ち着いた、“クール”な性格で知られているので、『The WallStreet Journal』に不安症患者であることを打ち明けた時は、驚いた人も多かったでしょう。

「初めて発作を起こしたときは、友達の家にいて、家が燃え崩れていると感じました。その時は母に電話して連れて帰ってもらって、そこから3年は止まらなかったです」

Licensed material used with permission by Elite Daily
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