いざって時に使える、恋愛の心理的テクニック。

デートの誘い方って、かなり個性がでると思います。直接じゃなくて、LINEや電話で誘うほうが得意な人もいるし、会話の中のテンションで、さらっと言うのが上手な人もいる。

まだ出会ったばかりで、「今度〇〇行かない?」とストレートに誘うのはハードルが高い時には、「〇〇気になってるんだよね〜」と匂わせてみて、相手の反応を伺ったりだとか。

女性からすると、男らしくストレートに言ってくれたほうがキュンとする!……と思うかもしれないけれど、案外そうでもなくて、断りにくい雰囲気が苦手だって声も。出会って間もない頃のデートの誘い文句って、ほんとうに難しいところだと思います。

クリスマスも近づいていることですし、こういう時に使える心理的手法をおさらいしてみました。覚えやすいように、基本とも言える2つのテクニックを紹介します。

YESかNOで答えられる質問はしない

これは、<ダブルバインド>という手法。精神医学者のグレゴリー・ベイトソンが発見した、コミュニケーションパターンで、ビジネスにおいても成功例が多いです。

実はアパレルスタッフがよく使っていて、「ニットをお探しですか?」ではなく、「ニットとスカートだったら、どっちの方が気になりますか?」という質問に変えるのです。選択制にすることで、買うかどうかではなく、どちらを買うかの思考になるのです。

デートの誘いに変換すると、こう。

「イタリアンと和食だったらどっちが好き?」
「和食かなぁ」
「それなら最近オープンした〇〇、今週か来週行かない?」

日程まで選択にしなくても、最初に選んでもらうだけでOKをもらえる確率は上がるみたいですよ。

あえて一度、断られる誘い方をする

コロンビア大学教授の臨床心理学者Jephtha博士が、この方法を「Inc.」で伝授しています。曰く、一度誘いを断っているため、次の誘いは罪悪感から断りにくくなるのです。

なので最初は、あえて無理そうな提案をしてみてください。例えば、こんなふうに。

「急だけど、明後日はどう?」

休日前の夜でもなく、急に平日の夜は難しいでしょう。そこをあえて狙うのです。(運良くOKな場合もあるので、自分が調整可能な日を選ぶことは忘れずに)

「明後日はごめん」と言われてから、ダブルバインドで「来週の土曜日か日曜日はどう?」と提案すると、単純に「〇〇行かない?」と聞くよりもグッと成功率が上がるのだそう。

状況や相手のタイプによって、どれが一番スマートな誘い方なのかは変わってきます。けれど、ここでOKをもらいたいな〜という時には、この心理的テクニックを覚えているかどうかで、確率が変わってくるはず。

ちなみに、過去には【メール編】の記事も公開しているので、合わせてどうぞ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。